2023/01/20 ( 公開日 : 2022/01/27 )

肺がん検診を受けた方がいいのはどんな人? 咳、痰、胸痛に要注意!

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がん 検診
この記事は約4分で読めます
日本の死因ランキングの一位である、がん。その中でも肺に発生するがんは、進行するまで症状が体に現れにくいため注意が必要です。この記事の中では肺がん検診の受診がおすすめされる年齢や、とくに受けた方がいいかたの条件、肺がん検診を受診する方法などについて詳しく紹介いたします。
目次

肺がん検診とは?

肺がん検診がおすすめされる年齢は、40歳以上の健常者です。

肺がんはがんの中でも、とくに治療成績が悪い傾向にあるがんです。
そのひとつの要因としては、自覚症状が体に現れた段階ですでにがん細胞が全身に広がっているケースが多いからです。

ゆえに肺がん検診によって自覚症状がない状態で発見できるかどうかが、非常に大切です。

以下では主要な肺がんの検査方法をご紹介いたします。

胸部X線検査

胸部X線検査は、X線を放射して胸部にある臓器の異常を調べる方法です。
問題がなければ肺は黒く、心臓や肋骨などは白く写し出されます。
肺にがんなどがある場合は、白い影が映り、より詳しい検査が必要になります。

喀痰細胞診

対象者は50歳以上、喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人に推奨されます。
現在喫煙されている方だけではなく、過去に喫煙していた方も対象になります。
3日間起床時に痰をとり、専用の容器に入れて提出します。痰に含まれる細胞を調べます。

低線量胸部CT検査

低線量胸部CT検査は、通常の胸部CTと違う部分として「3分の1程度の被ばく量」で受けられます。
しかしその反面、放射線量が少ないことにより画像の解像度が少し低くなります。

メリットは、被ばく量が少ない上に検査時間が短いことです。
その上、胸部X線検査と比較すれば詳細な検査を行うことができます。

胸部CT検査(肺がん・肺CT)ではなにがわかる? 検査方法、受診費用などについて

日本人の死因の中でももっとも多いのが「がん」による死です。2019年の統計では、その中でも肺がんがもっとも割合が多いとされています。肺がんは「この症状がかならず出る」というものはなく、無症状のうちに進行している場合があります。この記事では胸部CT(肺がん・肺CT)検査からわかること、また検査をおすすめする人などをご紹介いたします。

肺がん検診を受けたほうがいい人

がんは誰にでも起こる可能性がありますが、肺がんの発症リスクを上げる因子があります。
これらの内容に当てはまる方は、一年に一回は肺がん検診を行うことをおすすめします。

三親等以内にがん患者がいる

肺がんは、喫煙による発症リスクがかなり高いです。しかし、喫煙だけでなく三親等以内にがん患者がいる場合も、がん発症のリスクが高い傾向にあります。

がんは何らかの原因で遺伝子変異し発症するとされています。
ひとつの要因として、家族からの遺伝で「遺伝子変異しやすい構造」になっていることも考えられています。

痰や咳、胸痛が1カ月以上つづいている

肺がんの症状のひとつが、痰や咳、胸痛が1カ月以上続いていることが挙げられます。
咳や痰は珍しいものではないため軽く見られがちですが、症状が続く場合、肺がんなどの病気の可能性も考えられます。

さらに肺がんが進行すると、安静時でも息苦しさを感じたり、動悸がしたりすることがあります。その場合、早急に病院を受診しましょう。

喫煙の習慣がある

肺がんを発症した人のうち、男性で30%、女性で5%は喫煙が原因だと考えられています。
たばこの煙の中には発がん性物質が約70種類程含まれているとされます。

特に、50歳以上で喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人はリスクが高いため、注意が必要です。

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監修医 伊藤 晴紀 (いとう・はるき)
元メディカルチェックスタジオ医師・医学博士

同じ病気でも、患者様ひとりひとり治療方針は違ってきます。それぞれの生活やバックグラウンドに合った医療を提供できるよう心がけております。
患者様が健康で長生きできるよう、診断・治療だけでなく、最新の医療知識を織り交ぜながら診察しております。

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