検査メニューの紹介

スマート脳ドック

MRI検査
スマート脳ドックのイメージ

スマート脳ドックとは

頭部MRI / MRA / 頸部MRAによって、脳の状態を詳細に検査することができます。発症している脳疾患の有無はもちろん、 病気につながる脳の異常箇所を調べる検査です。

検知できる主な「病気」

脳卒中の疾患

脳梗塞(のうこうそく)

脳出血

くも膜下出血

脳腫瘍(のうしゅよう)

など

検知できる主な「異常」

脳血管のつまりなど、

血行が悪くなることでおきる白質病変

脳血管の破裂リスクとなる血管のコブ
(脳動脈瘤)

など

スマート脳ドックの流れ

  • ※ 所要時間は、同時に受ける検査によって変動する可能性がございます。
  • ※ 検査結果に異常が確認された場合、検査当日の問診をお願いする場合がございます。
  • ※ 一部の施設においては検査画像の公開まで、2〜3日を要する場合がございますのでご注意ください。

検査にかかる費用

22,500(税込24,750円)

※ 出張診療所の場合、費用が異なる場合がございます。

脳卒中は
「要介護になる原因 第2位」
脳卒中は、死亡リスクが高いだけでなく、運良く命を取り留めた場合でも、要介護となった原因の第2位となっています。また、第1位の認知症も脳の異常によって引き起こされる疾患です。

これは「医師がかかりたくない病気」としても挙げられる理由となっており、発症をいかに防ぐか、発症前に検知できるかが重要となります。
介護が必要になった主な理由のグラフ
20代でも
約10%で異常を確認
年齢が高くなるほど、生活習慣の蓄積や身体の衰えによって、異常の発見率は上昇していきます。
しかし、年齢による影響が小さいであろう20代の方においても、検査を受けた方の約10%で、何らかしらの異常が確認されています。
早期に異常を検知することで、脳疾病の発症に対して対策や治療を行うことができるため、検査を早期に行うことが大切です。
年代別脳ドック異常発見率のグラフ
異常なしの結果は
「異常時」に有用
脳ドックを受診して、異常が確認されなかった場合でも、その結果は将来の検査で、もしも異常が確認された際に、治療や原因特定に有用となります。
異常のない状態からの変化を確認することで、進行速度や症状への対策が明確となり、効果的な治療を選択することができます。

ご受診いただきたい方

全ての方に検査を受けていただけることが理想ですが、
特に以下に該当する方は一度「スマート脳ドック」の受診をおすすめ致します。

脳の検査を1度も受けたことのない方

慢性頭痛、片頭痛をお持ちの方

ご家族やご親戚に脳卒中や心筋梗塞、狭心症などの病歴がある方

高血圧症や糖尿病など生活習慣病をお持ちの方

中性脂肪尿酸値コレステロール値が高い方

検査上の注意事項

次の項目に該当する方は、MRI撮影ができない場合があります。
該当の方で検査を希望される方は、別途外来などで医師にご相談ください。

・心臓ペースメーカー、除細動装置など金属を使用した装置を埋め込んでいる方

・脳動脈瘤手術による、金属クリップやコイルなどが入っている方

・そのほか、なんらかの金属が埋め込まれており、材質が確認できない方

・妊娠中、もしくは妊娠の可能性のある方

・1ヶ月以内にアートメイク(アイライン・眉毛)をされた方

・エクステを装着されている方

スマート脳ドックのよくある質問

Q スマート脳ドックで何が見つかる?
A下記のような脳の病気、病気につながる脳の異常箇所をチェックすることができます。
< 主な病気 >
・ 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)
・ 脳腫瘍 など
< 主な異常 >
・ 血管のつまり(血栓)など、血行が悪くなることでおきる白質病変
・ 脳血管の破裂リスクとなる、脳動脈瘤(血管のこぶ)など
Q スマート脳ドックでどこをみるの?
A頭部MRI検査と頭部・頸部MRA検査により、脳と頸部(首)を検査します。
Q スマート脳ドックに助成金や補助金は適用できる?
A所属している健康保険やお住まいの地域の自治体から補助金や助成金を受けられる場合があります。
所属されている各機関へご確認ください。
また、こちらの記事も参考にご覧ください。
「知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度」( https://smartdock.jp/contents/inspection/is023/
Q スマート脳ドックの検査時間はどのくらい
A一般的な脳ドックでは、受診施設やコースによっては最大3時間程度かかる場合がありますが、
スマート脳ドックでは、来院からお帰りまで30分で検査できます。
※ 診療状況やセットで受ける検査メニューによっては、時間がかかる場合もございます。
Q スマート脳ドックはどんな人が受けたらいい?
A脳の検査を1度も受けたことのない方や慢性頭痛、片頭痛をお持ちの方。
その他にも以下の人にもおすすめの検査となっております。
・ご家族やご親戚に脳卒中や心筋梗塞、狭心症などの病歴がある方
・高血圧症や糖尿病など生活習慣病をお持ちの方
・中性脂肪や尿酸値、コレステロール値が高い方
健康なうちに検査をしておくことで、変化を比較することができ、異常発見時の治療にも貢献します。
その他のよくある質問