検査メニューの紹介

全身がんMRI検査

MRI検査
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CT検査
MRIで行う全身のがん検査
MRIが不得意な肺がん検査を
胸部CT肺ドック」で補った検査です。
約1時間で手軽にできる全身がんMRI検査。
※頭部の撮影(脳ドック)は行いません。

全身がんMRI検査

MRI検査
PET-CTに代わる次世代の全身がんMRI検査で体への負担も軽く、短時間で広い範囲の検査ができます。
全身がんMRI検査では拡散強調像という撮影方法を用いています。がん細胞は細胞密度が高い(細胞と細胞の間が狭い)ことに着目し細胞間の水の動きをもとにがん細胞を検索します。
検査する部位は?
主要臓器(肝臓・膵臓・腎臓・乳房・子宮・卵巣・前立腺)について検査します。
肺に関しては胸部CT肺ドックにて検査します。
脳に関してはスマート脳ドックを別途ご予約ください。予約登録する際に、全身MRI検査の時間とずらしてご予約ください。

※胃には内視鏡検査が適しており検査の対象外です。
女性の検査部位男性の検査部位
全身がんMRI検査+胸部CTと
PET-CTとの違い
全身がんMRI検査+胸部CTPET-CT
注射なし検査薬を静脈注射
食事制限検査前絶食検査前絶食やインスリン制限
X線によるダメージMRI:なし 
CT:低線量
注射薬と放射線の2重被ばく
検査時間約60分注射を含め約3時間
検査後処置なし放射能が下がるまで待機
糖尿病患者検査可検査できない場合がある
全身がんMRI検査+胸部CTにて
検査可能な部位
がん
死亡順位
123456789101112
大腸膵臓肝臓胆嚢
胆管
乳房悪性
リンパ腫
前立腺食道膀胱白血病
全身がんMRI検査+胸部CT✖️✖️
:最適 :可能 :不向き ✖️:不可能
死亡順位:厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計」に基づく
MRIが不得意な肺がん検査
(胸部CT肺ドック)について

CTスキャンによって胸部の撮影を行うことで、肺や心臓、血管の状態を詳細に検査することができます。
健康診断で行われているレントゲンでは確認しづらい箇所も含め、病気につながる異常箇所を調べる検査です。

検査によって見つかる所見

胸部CT肺ドックを受診いただくことで、
以下のような異常や疾病を確認することができます。

肺がん(否定できない)小結節(5mm未満)、PureGGO、Part-solidGGO、solid、腫瘤(3cm以上)、結節(分類不能)
肺がん(強く疑う)PureGGO、Part-solidGGO、solid、腫瘤(3cm以上)、結節(分類不能)、肺門部肺がん(中枢型肺がん)
陳旧性病変陳旧性結核、陳旧性病変、石灰化結節、石灰化陰影、不定形陰影
活動性肺結核
肺がん以外の呼吸器疾患肺炎、肺線維症、間質性肺炎、非定型抗酸菌症、気管支拡張症、無気肺、慢性気管支炎、胸水、肺気腫、軽度肺気腫、中等度~高度肺気腫、ブラ、その他の病変
心大血管の異常心臓の冠状動脈石灰化、心拡大、大動脈解離、胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、その他の心臓血管の異常
頸部、縦隔、胸膜、胸壁の病変甲状腺腫瘍、頸部リンパ節腫大、縦隔腫瘍、縦隔リンパ節腫大、胸膜中皮腫、胸膜プラーク、胸膜石灰化、胸水、乳腺腫瘤、その他の病変
胸部CT肺ドックの詳細

90,000 (税込99,000円)

  • スマート脳ドックや各種がんドックとの同時間のセット受診はできません。
    同日にスマート脳ドックの受診をご希望の場合は、時間をずらしてご予約ください。
    (例)10:45 スマート脳ドック → 11:00 全身がんMRI検査
  • 検査前4時間は食事禁止、ただしお水・お茶はOKです。

全身がんMRI検査のよくある質問

Q 全身がん検査が気になるのですが、他にも検査を受けるとしたらどれを一緒に受けたらよいですか?
A三大疾病の早期診断には脳ドック、CTドック、がんドックをお勧めしていますので、脳ドックの受診歴がなければ同日に施行可能な脳ドックをお勧めします。
Q 全身がん検査を受ければ、他のがんドックは受ける必要はないですか?
A全身がんMRI検査はスクリーニングの要素が大きいので、気になる箇所があれば時期をずらして精密的な要素の高い膵がんドックや骨盤ドックの受診をお勧めします。 また、胃がんや大腸がんを早期発見するためには内視鏡検査によるドックの併用をお勧めします(当施設では実施しておりません)。
その他のよくある質問