2022/05/11 ( 公開日 : 2022/02/04 )

脳卒中で要介護になると時間・費用はどのくらいかかる? 逸失収入にも注意!

編集部コラム
時間 脳卒中 費用
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入院する際に逸失収入がある場合も

家計は「収入」と「支出」からなりますが、大きな病気で入院してしまうと「収入」が途絶えてしまいます。
こうした逸してしまった収入のことを、「逸失収入」と呼びます。

会社の福利厚生がしっかりしている方や、保険に入ることでリスクに備えている方もいるかもしれません。
しかし、脳卒中のように入院から退院まで日数がかかる病気には、立場によっては支出が大幅に増えて収入が大幅に減る(もしくは途絶える)リスクがあります。

とくにフリーランス・自営業の方は、保障の制度がまだ行き届いていないことが多いです。
公益財団法人、生命保険文化センターが実施した「 生活保障に関する調査」においては全体の約2割の方には逸失収入がある、という結果もでています。

自分が介護者になることを想定していない方が3割

では、実際に介護を体験された方は、自分が介護者になる前にどの程度の費用と期間を想定していたのでしょう?
実際に介護者だったことがある1,024人にアンケートを取り、集計をまとめました。

結果としては、「1年以上5年未満(31.3%)」が最も多くなりました。
また、「全く想定していなかった」という回答をした方も29.5%と多い結果になりました。

また費用面でも「全く想定していなかった(30.9%)」を選んだ方が多く、「100万円未満(19.0%)」と少額を見込んでいる方も多い結果になりました。

この結果からわかるように、自分が介護者になることを想定していない方が多いことがわかります。

アンケートのまとめ

今回のアンケート集計から、以下のことがわかりました。

脳卒中を避けるためにできることは?

脳卒中を避けるためには、定期的に自分の脳の状態を理解することが大切です。
脳ドックは自分の脳の状態を詳しく知ることができるため、脳卒中の予防としておすすめです。

「いきなり脳卒中になって仕事やプライベートに支障が起きるのはいやだ」
「家族に脳卒中になってほしくない」

と考えている方は、ぜひ一度脳ドックをご自身でも受診して、ご家族にも受診をおすすめされてみてはいかがでしょう?
全く何も想定していないままでいるよりも、リスク管理を始めることが将来への賢い投資になります。

脳ドックとはなにか? 検査の内容、受診をおすすめする方、費用や注意点について解説

脳疾患は仕事やプライベートに大きな影響を与えます。脳梗塞や脳出血を発症すると、もとの生活には戻れない方も多いです。脳ドックは未病段階の状態を把握することができ、早期発見、早期治療のために有用な検査です。この記事では脳ドックの検査内容や、見つけることができる疾患、特に受診をおすすめする方について説明いたします。

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今回は、メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニックの知久正明先生にお話を伺いました。
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