2023/01/23 ( 公開日 : 2021/06/29 )

睡眠不足の人は太りやすい? 質の高い睡眠をするための5つの習慣を紹介!

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質の高い睡眠を得るためのおすすめ習慣

睡眠は「運動」「食事」と密接に関わり合っています。若いうちには大きな問題にはなりませんが、悪習慣は長年積み重ねていくことで、体が抱える大きな問題へと変わっていきます。

では、質の高い睡眠を得るためには、どんなことに気をつけるべきでしょう?

① 朝の光を浴びる

眠りの質を上げるためには、一日の中で交感神経が優位な時間帯と副交感神経が優位な時間帯をしっかり切り替えることが必要です。
朝起きたときに太陽の光を浴びると、体内時計のスイッチが入って寝る前くらいに睡眠を深くする「メラトニン」というホルモンが出やすくなるといわれています。

リモートワークで朝は起き抜けでそのまま働き始めるという方も増えているようですが、働き始めるまえに20分程度でいいので外を歩いてしっかりと陽の光を浴びましょう。
例え曇っていても目からは神経を切り替えるのに、充分な量の光が入ってきます。
どのような天気であっても朝ちゃんと外に出る習慣をつけることができるといいです。

② 適度な運動

体が心地のいい疲れを感じていると、入眠しやすくなります。
学生のときは運動していても、一度運動をする習慣がなくなると多くの方がまるで運動をしなくなってしまいます。

心の病気を発症する確率も、適度にからだを動かすことで大幅に下がるといわれています。
考えすぎや、ネガティブな感情をこねくりまわさないためにも、週のうちに運動をする日を1日でも作ってみてはいかがでしょうか。

③ 間接照明・キャンドルを使う

陽が落ちてからは、明るい蛍光灯の元で過ごすのは考えものです。
というのも、キャンドルや間接照明の空間で過ごす方が入眠にとってはプラスだからです。
夜に明るい光を自分に浴びせないようにすると、副交感神経がどんどん優位になっていくことを感じることができます。

血圧が降下し、心拍はゆっくりとし、筋肉は弛緩します。
ぜひ仄かな明かりで過ごす習慣を身に付けましょう。

④ 入浴する

入浴は寝る1時間半から2時間前に入ると良いです。理由はふたつ。

・リラックスすることで副交感神経が優位に
・体の深部の温度を上げることで、入眠時に体温が落ちてくる

睡眠にはリラックスすることが必要です。入浴を行うと体も心もリラックスします。

また体の深部の温度を上げると、風呂上がりの体温が下がるタイミングがちょうど入眠する時間に重なります。
人間は体の温度が下がると眠気が起きるようになっていますので、この仕組みを上手に使いましょう。

⑤ スマホを触らない

スマホやパソコンから出る光はブルーライトと呼ばれるもので、波長は380〜495nm(ナノメートル)ほどです。これは人間の目に見える光の中でももっとも波長が短く、強いエネルギーを放っています。

眠る前にスマホを触っていると交感神経が優位になってしまいますので、できるだけ控える方がいいでしょう。

生活習慣改善は睡眠から

睡眠は軽視されがちですが、生活習慣病を改善していきたい方にとって、力を入れると簡単に改善が見込めるものです。
睡眠が改善されると、食事の面でも運動の面でもプラスの影響があります。

悪い循環からいい循環へと状況を変えていくにはまず睡眠から。
ぜひ明日から、少しずついい睡眠のための習慣づくりを実践してみてはいかがでしょう。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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