2022/08/23 ( 公開日 : 2022/08/23 )

微小脳出血(CMBs)とは? 将来的な脳梗塞リスクと関係あるの?

症状
脳出血 脳梗塞 認知症
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微小脳出血の治療方法

微小脳出血で脳機能障害に関する症状がない場合、手術をするリスクの方が利益よりも高くなります。
そのため手術が行われることは少ないです。

手術の代わりに、高血圧などの脳出血リスクに対する処置が行われます。
病院で行われる治療としては、生活習慣の改善と薬物療法です。

微小脳出血の予防方法

微小脳出血への予防法は、原因疾患である高血圧や脳アミロイド血管症に対処することです。

高血圧や脳アミロイド血管症に対処するには、生活習慣を改善する必要があります。

◇具体的な改善の内容

・食事内容の改善
・適度な運動
・禁煙
・飲酒量の制限

生活習慣の改善に努めても、症状が進行する場合は薬物療法を受ける必要性も出てきます。

適切な対処法や治療を選択するためにも高血圧について詳しく知ったり、脳ドックを受けて自分の体について理解したりすることがおすすめされます。

高血圧や脳ドッグについて詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

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定期的な検査で脳疾患の発症・重症化を予防しよう

定期検査で行われるようなCTやMRIでは脳の微小血管を検出できません。
しかし、定期検査で血圧や脳血管の状態をチェックすることで、脳疾患の予兆を発見できる可能性があります。

脳疾患による重症化を防ぐためにも、まずは一度脳ドックを受けてみてはいかがでしょうか。(最近の脳ドックでは上述のT2*強調画像を撮像することも増えています。)

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編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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監修医 鳴海 治 (なるみ・おさむ)
元メディカルチェックスタジオ医師・医学博士

28年間の脳神経外科の手術と救急の経験から、再生しない脳という臓器の特性、知らないうちに進行し突然発症して障害を残す脳卒中疾患の特性に対しては「発症させない」ことが最も有効な対策だと考えています。 なるべく多くの方が健康なうちに脳ドックを受診し、問題解決できる環境を提供してゆきたいと思います。

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