2022/07/22 ( 公開日 : 2021/11/08 )

アテローム血栓性脳梗塞とは? 原因や検査方法、治療方法についても解説!

症状
脳卒中 脳梗塞 脳疾患
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アテローム血栓性脳梗塞・心原性脳塞栓症の治療方法

アテローム血栓性脳梗塞の場合は、薬を使った治療がメインとなります。プラークが血管に沈着するのを防ぐために、血栓を溶かす薬を使うことが基本です。
脳梗塞を起こして4~5時間以内であれば血栓を溶かす薬でも症状の改善が期待できます。

発症してすぐや再発予防の場合は抗血小板薬を用います。
後遺症が残った場合はできるだけ早くリハビリを行います。

心原性脳塞栓症の場合、発症してすぐであれば血栓溶解薬(tPA療法)が使われることがあります。その後は血栓が作られないようにする抗凝固療薬を服用していきます。

アテローム血栓性脳梗塞と同様に、後遺症がある場合は速やかにリハビリを行うことが大切です。

定期的な検査でアテローム血栓性脳梗塞・心原性脳塞栓症を予防しよう

脳梗塞になる原因にはいくつかあるため、症状が出た場合はどういった原因で起こっているのかを確定するために検査を行います。
症状だけでは原因が特定しづらいこともあり、確定診断までに時間がかかってしまうことも少なくありません。

治療をしている途中で何かわかりやすい症状が出ればほかのものが原因の脳梗塞として治療を切り替えることもあります。
心原性脳塞栓症は前触れがなく突然起こることが多いため、できるだけ早期発見・早期治療を行うことが重要です。

重症化することも多いため、発症を予防するためにも定期的な検査をおすすめいたします。

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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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