2023/02/15 ( 公開日 : 2023/02/15 )

がん検診のメリット、デメリットは? 受診の頻度はどのくらい?

検査
未病 検診
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がん検診のメリットは?

早期発見・早期治療

検診はまだ自覚する症状がない状態、例えば体のどこかが痛んだり、体調がどこかおかしいと感じたりするまえに行われることから、がんが進行していない状態で発見できます。
早期発見・早期治療を行うためには、まだ若い40代50代のうちから面倒がらずにリスクヘッジのアクションを行うことが大切です。

健康面でのリスクヘッジをしようとする流れは全世界的に進んでおり、ヘルシーな食事を心がけたり、飲酒量が減ったり、タバコの喫煙者数も年々減っています。
というのも、もし病気が進行してから発見すると、時間もお金も莫大なコストがかかることになることが多いからです。

また生活の質が落ちてしまうと、病気になる前ほどには人生を充分に楽しむこともできません。
がん検診ではがんになる以前の病変を発見できることもあり、こうしたものは切除で完治できるケースも多くあります。

がん検診のデメリットは?

見逃し

がんが見つけにくい場所にあったり、見つけにくい形状をしているときには、発見ができないことがあります。 検査の精度は100%ではありません。

しかし検査を継続して受けつづけることで、がんを発見できる確率は高まります。

偽陽性

検診ではがんの疑いを見つけ、その後に精密検査になります。
この精密検査で本当にがんと判断が下されるのは、だいたい2%から10%前後といわれています(臓器ごとに数値は変わります)。

「心理的負担がいや」という方は、このようなプロセスを苦痛に感じるかもしれません。

過剰診断

画像診断AIの話でも度々話題になりますが、生命を脅かさないがんの発見はただの精神的苦痛のタネであるともいえます。
現在の医療では進行するがんと、進行しないで消えてしまうがんを見分けることができないため、早期治療の観点からどれも通常のがんとして同じような検査や治療がなされるケースが多いです。

任意型検診も受診をおすすめ

対策型検診は対象集団全体の死亡率を下げる目的で行われているものですが、個人の死亡リスクを考える上では、任意型検診の方がより重要となる場合もあります。

とくに遺伝的に家系に多いがんなどが気になる方は、任意型検診で自分が気になっている臓器を定期的に検査することが健康寿命延伸につながります。

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