知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?
2022/08/09 ( 公開日 : 2022/04/13 )
脳ドックを導入するタクシー会社が増加中! 葵交通株式会社さまインタビュー
社員の健康に対する意識が向上し、生活習慣の見直しへ
「スマート脳ドック」を導入した後の変化や効果は?
5月から「スマート脳ドック」を福利厚生に取り入れ、受診料の一部を会社が補助することで徐々に受診者が増えていきました。9月に業界でもショックの大きかったタクシー運転手の健康起因事故を受け、さらなる受診勧奨をすすめようと期間限定で5,000円の追加補助を出しました。
その効果もあり多くの社員が受診、なんと、2人から動脈瘤が見つかりました。
一人は60歳の社員です。これからカテーテルでの手術を受けることになっており、本人も周囲のスタッフも「早期に見つかってよかった」と話しています。もう一人は53歳です。血圧が高めなので生活習慣を見直しており、会社の管理としても声掛けをして体調管理を心がけています。
ほかにも、脳梗塞の跡が見られる社員もいました。
「CT肺・心血管ドック」も同時に受診するようすすめてみたところ、有所見が出て早速禁煙をしたという事例も。自分自身だけでなく、家族と一緒に受けたいと夫婦で受診申し込みする社員もいました。
脳ドックを受診するようになってからは社員自身が健康に気を遣うようになり、会社としても気づきが得られるとてもいい機会となっています。
「スマート脳ドック」のメリットを感じた部分は?
クリニック滞在時間が短く、パソコンやスマートフォンで結果が見られるのはいいですね。
手元で結果を見ることができるので、今後複数回受診した際には結果の比較ができますし、医師からのコメントも細かく書いていただけるので、他の医療機関にかかった時にも見せることができます。
一方で、弊社の場合は社員の平均年齢が高く、スマートフォンを使い慣れていなかったりガラケーであったりと、問診票の入力には課題がありました。
管理部門がフォローしながら一緒にすすめていく形でクリアし、結果も希望に応じて郵送対応もしていただけたので助かりました。
社員の健康がお客さまの笑顔へつながる
社員の健康維持に対する今後の方針や予定は?
「スマート脳ドック」は、健康に対する意識も変わり、生活習慣を見直すきっかけになりました。
次の健康診断の結果をみながら、受診補助の継続を考えていきます。
また、健康診断で血液検査などはやっていますが、今後は脳や心血管の検査も定期的に受けて現状を把握するのも良いですね。
社員には安心して仕事をしてほしいので、これからも会社として積極的に健康管理の体制は整えていきます。
会社として社員の健康管理に積極的に対応することは、生活を守るとともに仕事へのモチベーションアップにもなります。社員が健康に自信を持つことは気持ちの良い接客サービスの提供、さらにはお客さまの笑顔につながっていくと考えています。
(働きやすい環境整備と質の高いサービスの提供で、様々な表彰を受けています)
取材日:2021年11月
※内容は取材日現在の情報です
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30分での脳ドック検査「スマート脳ドック」
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