知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?
2023/11/02 ( 公開日 : 2022/12/01 )
50代の脳卒中は40代の2倍!? 健康を気にする方に伝えたいこと!
50代の心疾患件数
2017年度の厚生労働省の統計によれば、国内での虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)の件数は、男性で4万3千人程度。女性では1万1千人程度になっています(*3)。
出典:「虚血性心疾患患者数の状況」(厚生労働省)
心筋梗塞の原因としては動脈硬化が重要です。高血圧や脂質異常など、動脈硬化の原因となるものを放置しておくと大変危険です。
心筋梗塞は「みぞおちの辺りが締め付けられ、冷や汗も伴うくらいの痛み」と表現されるくらい、強い痛みが伴うこともあります。
日頃の生活習慣を見直して、動脈硬化を進行させないようにしましょう。
50代でも注意したい脳萎縮
将来認知症になるリスク要因のひとつとして、脳萎縮の存在が明らかになってきています。
ひとの脳は加齢とともにいくらかは萎縮していきますが、これが年齢平均より明らかに進行している場合には、認知症になる可能性が高まるといわれています。
この脳萎縮度が高い方は、肥満傾向にあったり、若い頃から高血圧や高血糖だったりと、上記でも述べてきた肥満や脳・心疾患とも関わりが深いです。
認知症は生活習慣病との関わりが深く、60代・70代になってから気にし始めるのではなく、30代・40代から考えるべきである、と脳科学研究者のあいだではいわれ始めています。
口腔ケアが大切になる50代
50代では口の中の状態がどんどん悪化する方と、ほとんど問題ないという方にくっきり別れます。
若い頃から食後の歯磨き、1日に1回以上のフロス、定期的に歯科でのクリーニングをしてきた方は、50代になっても失う歯がないか、あるいは非常に少なくて済みます。
これまで何も口腔ケアをしていなかったという方は、口の中のケアをすぐにでも始めましょう。
60代・70代・80代としっかりと噛むことができればできるほど、健康面でもプラスが多いです。
脳ドック、CT肺・心血管ドックでまとめて検査
健康診断や人間ドックとともに、脳ドックやCT肺・心血管ドックを定期的に受ける方が年々増えています。
脳疾患、心疾患、脳萎縮の度合い、がんの早期発見など、自分の体に起こるリスクに気づくには、定期的な検査をおすすめいたします。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。
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