2023/01/31 ( 公開日 : 2022/11/01 )

ピリピリと手足が痺れるのはなぜ? しびれの原因となっている病気は?

症状
脳出血 脳梗塞
この記事は約4分で読めます
手や足の先のしびれは、なぜ起きるのでしょうか? ピリピリ、ジンジン、チクチクなど、人によって感じ方は異なると思いますが、これらの現象には体の異変が関わっていることもあります。今回は脳卒中を含む脳疾患、脊髄疾患や糖尿病などが、どうしてしびれの症状となって現れることがあるのかについて説明したいと思います。
目次

なぜしびれが起きるの?

体には膨大なセンサーがついています。そのセンサーで感じたものは、手や足から神経を通じて脊髄へと向かい、脊髄を通り抜けて脳に対して情報を伝えます。

しびれが起きる原因の多くが、この一連の情報伝達経路のどこかで、なんらかの障害によって感覚経路が機能しなくなることで起こります。

しびれの主な原因

体に起きるしびれには様々なものがありますが、以下のものが例としてあげられます。

・体、または脳神経への血液供給量の減少、または遮断(脳卒中など)

・怪我や疾患によって、感覚経路の一部が損傷する(脊髄損傷、病的骨折、脊髄硬膜外/内血種など)

・経路の一部が圧迫される(変形脊椎症、椎間板ヘルニア、手根管症候群など)

・経路の一部に神経の炎症が起こる、外層がなくなる(多発性硬化症など)

・代謝に異常が起こる(糖尿病、毒物での中毒など)

経路の圧迫について

上述した原因のうち、経路の圧迫では部位ごとに以下のケースがあります。

① 末梢神経の圧迫

末梢神経(脳や脊髄などの中枢神経から別れて全身の器官や組織に分布する神経のこと)は、何度もくり返して同じ運動を行うと腫れが生じて、しびれが発生することがあります。

慢性的に圧迫されるケースが続くと、神経線維の興奮をほかの細胞に伝えるための軸索が障害を受けて、その神経が関係する部分に障害が残ります。

特に女性に多くみられるのが、手根管症候群というもので、手首にある手根管というトンネル上の空間で神経が圧迫されてしまいます。
また長時間ずっと同じ姿勢でいる方(正座、足組み・腕組み、腕枕など)も、末梢神経を圧迫することがあります。

② 脊髄神経根の圧迫

脊髄神経を圧迫する病気として、もっともよく知られるのが椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアでは、背骨の骨と骨のあいだにある椎間板が一部飛び出して神経と接触してしまい、その結果しびれや手足の痛みが出ます。

椎間板ヘルニアには、患部が首と腰のものがよく知られていますが、どちらもしびれが症状として現れることが多いです。

③ 脊髄の圧迫

腫瘍や怪我で脊髄を圧迫したり、脊髄付近に血液が溜まってできる血腫、膿などが原因となることで起こります
がんが骨に転移して脊髄を圧迫している際には、「脚がしびれる」「脚を動かしにくい」「排泄ができない」「便意や尿意を感じない」などの症状も出ます。
初期症状を感じたら、すぐにでも病院を受診することが必要です。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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監修医 鳴海 治 (なるみ・おさむ)
メディカルチェックスタジオ大阪梅田クリニック院長・医学博士

28年間の脳神経外科の手術と救急の経験から、再生しない脳という臓器の特性、知らないうちに進行し突然発症して障害を残す脳卒中疾患の特性に対しては「発症させない」ことが最も有効な対策だと考えています。 なるべく多くの方が健康なうちに脳ドックを受診し、問題解決できる環境を提供してゆきたいと思います。

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