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2022/05/16 ( 公開日 : 2021/12/01 )
循環器内科とは? どんな症状がある人が受診すべきなの?
循環器内科で行う主な検査
循環器内科では心臓や血管の状態を確認するために、さまざまな検査を行います。
検査と治療を同時並行で行うものも含め、体の不調をあらゆる角度から確認していきます。
ここでは一般的に行われる検査をご紹介します。
心電図
心臓の動きは電気信号が頭側から足側にかけて流れることで起こります。
皮膚に電極をつけて、その電気信号をキャッチして波形にしたものが心電図です。
体からの電気を受信する検査なので、ビリビリとした刺激はいっさいありません。
狭心症などが疑われる場合には、短時間の心電図検査ではなく長時間(24時間など)の心電図をモニタリングする「ホルター心電図」検査や、運動によって心電図の変化を確認する「負荷心電図」などの検査もあります。
超音波検査
音波を体内に打ち出して、反射してきた音の成分を画像化する検査です。
リアルタイムで心臓の動きを確認することができます。
音の性質から、対象がこちらへ向かう動きなのか、離れていく動きなのかを見ることができることも特徴です。
心臓の弁が正しく開閉しているか、血液が逆流していないかなどを確認することもできます。
また頸動脈の状態を映し出すことで、全身の血管の状態を推測することも可能です。
超音波は安全性の高い検査のひとつで、痛みはありません。繰り返し検査を行うことも可能な検査といえます。
心臓カテーテル検査
脚の付け根にある血管などから細い管を通し、冠動脈をみる検査です。
造影剤とよばれる薬を入れてからX線撮影を行うことで、冠動脈が狭くなっている状態や詰まっている状態などを確認することができます。
狭くなった血管の場所でバルーンを膨らませて治療を行うこともあります。
心臓CT検査(マルチスライスCT)
心臓カテーテル検査以外でも冠動脈の状態を検査することができる方法です。
比較的短時間で検査ができ、心臓の大きさなどの情報を得ることもできます。
胸の痛みや手足のむくみなどの症状がある場合は循環器内科の受診を
狭心症や心筋梗塞では、症状として胸や背中に強烈な痛みが発生することがあります。
場合によっては、肩や歯など、胸とは別の場所が痛むことも。
循環器内科では心臓や血管に影響を与えるいろいろな原因についてのアプローチを行います。
高血圧や脂質異常症はもちろん、糖尿病では血管が脆くなれば心臓への負担も増加。
喫煙や飲酒、食生活の見直しも含めて、命に関わる心臓の病気を防ぐことも循環器内科の大切な仕事です。
手足のむくみや冷え、動悸、息切れなど、心臓が原因で起こる症状はたくさんあります。
気になることがある方は、ぜひ循環器内科を受診しましょう。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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気になる方は、即日予約・受診可能です。
所要時間10分、検査は3分の
「胸部CT肺ドック」
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