2023/01/13 ( 公開日 : 2021/04/27 )

脳ドックとはなにか? 検査の内容、受診をおすすめする方、費用や注意点について解説

検査
脳ドック
この記事は約6分で読めます

脳ドックにかかる費用や時間は?

費用

脳ドックで行われる項目は病院やクリニックごとに異なりますが、価格帯で大きく2つのコースに分けられます。

①費用2〜3万円程度

・MRI/MRA検査
・頸動脈エコー検査 など (診療機関による)

脳ドックでは、頭部MRI検査、頭部と頸部のMRA検査を主としています。
脳ドックを初めて受ける方におすすめのコースです。

②費用4〜5万円程度

・MRI/MRA検査
・頸動脈エコー検査
・心電図検査
・ABI検査
・血液検査 など (診療機関による)

MRI/MRA検査のほかに、心血管の状態なども調べられます。

脳疾患には、動脈硬化が関与することが多いので、血液検査で脂質や糖質異常がないか評価することが有効とされています。
頭部・頸部だけでなく、心臓や体のほかの部分を流れる血液の状態を知り、より詳しく脳疾患リスクを知りたい方におすすめのコースです。

知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?

脳ドックは健康保険から対象外とされているため、費用は基本的に自己負担になります。しかしながら、所属している健康保険組合やお住まいの市区町村から補助金や助成金を受けられる場合があります。この記事の中では、脳ドックを受ける前に調べておきたい、補助金・助成金についてご紹介いたします。

時間

脳ドックは一般に複数の検査を組み合わせて実施されるため、検査数が多ければ所要時間も長くなります。
受診施設やコースによって大きく異なりますが、30分〜3時間程度を見積もっておきましょう。

脳ドックを受ける際の注意点

検査を受けることができない恐れがある方

脳ドックは磁気を使った検査を行うため、以下の場合には受診できない可能性があります。

  • 心臓のペースメーカーなど、体内に埋め込んでいる医療機器がある
  • タトゥー、刺青がある
  • アートメイクをしている
  • 閉所恐怖症
  • 妊娠中、妊娠している可能性がある

医師の確認が必要となる方

冠動脈ステントや脳動脈瘤クリップなどの金属異物を体内に持っている方は以前は受診ができないことがありましたが、最近では受診できる場合もあります。
受診を予定している施設に確認してみましょう。

定期的な脳ドックで脳疾患を予防しましょう

発症してからでは手遅れになる脳疾患も、脳ドックなら早期に発見できて発症を防ぐことができる可能性があります。

脳の健康診断に当たる脳ドックは検査の目的や検査に割ける時間からコースを選べるので、忙しい方でも手軽に受けていただけます。

定期的な脳の検診が重大な脳疾患を防ぐ鍵であり、クオリティオブライフ(生活の質の向上)に役立ちます。

脳ドック受けてみた! 各種メディアさま スマート脳ドック | 体験レポート

スマート脳ドックでは、一般的な健康診断では調べられることのない、脳の異常や病気を短時間でチェックできます。今回はスマート脳ドックの受診を考えている方のために、さまざまなメディアでご投稿された「体験レポート」記事をまとめてご紹介いたします。

よくある質問

Q 脳ドックはいくらかかる?
A 相場は2万円〜5万円程度ですが、受診するコースや検査内容、受診する施設によって費用は異なります。費用が高い検査はより多くの検査を行う傾向があります。ご自身が知りたいことはどんなことで、受診するコースでその内容を知ることができるかを、事前にWEBサイトや受診施設への問い合わせなどで確認しましょう。
Q 脳ドックはどんな人が受けるべき?
A 脳ドックは脳梗塞、くも膜下出血などの脳疾患の予防として受けるものです。脳疾患は40〜50代の働き盛りの方でも一定数は発症します。35歳を越えてまだ一度も脳ドックを受診されたことがない方には、受診がおすすめされます。
Q スマート脳ドックと一般の脳ドックのちがいは?
A スマート脳ドックでは、おもに頭部MRI検査と頭部・頸部MRA検査を行います。撮影方法を最適化して撮像時間を短縮しており、結果はPCやスマートフォンから後日オンラインで確認できます。一般の脳ドックよりも低コスト・短時間で気軽に受診していただけます。
記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

スマート脳ドック

気になる方は、即日予約・受診可能です。
30分での脳ドック検査「スマート脳ドック」

まずは空き枠を確認してみる
監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

こちらの記事もおすすめ

🚑さまざまな検査の中身を詳しくまとめています🚑

知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?

脳ドック受けてみた! 各種メディアさま スマート脳ドック | 体験レポート

初めての脳ドックは何歳で受けるべき? 若くても受診すべき人の条件と推奨頻度

📚 知識を増やすことも未病対策のひとつです 📚

こわい/こわくない頭痛とは? 脳梗塞は頭痛を感じないってほんと? 知っておきたい頭痛の分類

コロナウイルスの後遺症とは? 長期化する理由と炎症反応の仕組みについて

立ち上がったときに頭がぐらっとするのはなぜ? 立ちくらみ、脳貧血とは?

🥗 食事・運動・睡眠を整えるための情報が満載🥗

話題のオートミールは健康にいいの? 栄養素や種類についても解説!

自律神経を整えましょう! 副交感神経を優位にする9つの生活習慣も収録

食物繊維が豊富なアボカドは食生活の改善にうってつけ! 週に1個食べると心疾患リスク低下?

🧑‍⚕️ インタビューなど耳寄りな情報を掲載! 🧑‍⚕️

健康面でのリスク管理はできていますか? 知久先生にインタビュー

ドライバーの健康管理に脳ドックを導入 WILLER EXPRESS株式会社さま

つらい気持ちやストレスを和らげる「認知行動療法」とは?セルフで実践できる方法も解説!

記事を探す