2022/07/27 ( 公開日 : 2021/07/06 )

健康寿命を縮める要因は? 未病ケアが将来の医療費を減らすことにつながる!

生活習慣
予防 健康寿命 未病
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健康寿命を延ばす上で気をつけたいこと

体を整えるには、当たり前に良いとされることをしっかりと実践することが大切です。
聴き慣れた話に思えるかもしれませんが、以下のような基本的なことを少しずつ生活の中で実践しましょう。

適切な食生活

主食・主菜・副菜を食卓に組み込んで、バランスよく食事をしましょう。
中でも主食の糖質は多くなりがちなので、腹八分目を推奨します。

また塩分のとり過ぎは高血圧を招くため、臓器や動脈によくありません。
塩分をとりすぎた場合は野菜や果物などカリウムが豊富に含まれている食事を足すことも有用です。

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適切な運動

デスクワーク中心の方は、適切な運動を心がけましょう。
国連世界保健機関(WHO)は「1週間あたり150分以上の中等度の運動」を推奨しています。
中等度の運動は、少し息が上がるけれど会話できるくらいの運動のことで、具体的には筋力トレーニング、早歩き、ヨガなどが挙げられます。

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充分な睡眠

睡眠不足は食生活や運動習慣とも大きな関わりがあります。
充分に睡眠をとらないことで、食欲が過剰になるホルモンが分泌されますし、そのことに起因して体重が増え、運動を避けるようになります。
睡眠は健康な体を維持する上で、いちばんの基盤になるもの。
一日のうちの1/4〜1/3の時間を占めることからも、健康寿命を延ばすことと密接に関係しています。

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禁煙

タバコは数十種類の発がん性物質を含んでいます。
これらが遺伝子の情報を傷つけることにより、肺はがんになる原因に。
肺がんは血管やリンパ管に乗って全身に転移する上に、初期症状が出にくい、日本人の死因でも上位の疾患です。

またタバコの副流煙は、受動喫煙として周囲の方の健康を阻害してしまいます。

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歯・口腔ケア

歯周病はさまざまな病気の原因になります。
口腔ケアの基本となることはいくつかありますが、基本は間食をしないことが大切。
また、砂糖の入っている飲み物を飲む習慣がある方は、これを控えるだけでも口腔内の状態が改善されます。

さらに唾液がでるように食べ物をよく噛むことや、キシリトールの入ったガムを噛むこともおすすめ。
定期的に予防歯科に通ってクリーニングをすることも効果的です。

まとめ|未病ケアは若いうちから行いましょう!

健康寿命を延ばすには、食、睡眠、運動などを管理することが大切です。
また自分の体を客観的に理解するためには、定期的に検査を行うのもいいでしょう。

未病ケアは日々の地味な取り組みですが、好きなことをしながら生活できる時間を伸ばし、ひいては将来かかる医療費を減らすことにもつながります。
ぜひ、これをきっかけにして、未病ケアをスタートさせてみてはいかがでしょう。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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