2022/11/18 ( 公開日 : 2021/08/27 )

動悸・息切れに潜む疾患とは? 失神、吐き気、めまいなどが伴うと危険信号

症状
動悸 息切れ
この記事は約3分で読めます
動悸や息切れは、日常のストレスや疲れなどで、健康な方でも一時的に発症する可能性がありますが、その中には循環器や呼吸器の疾患によって引き起こされている場合があるので注意が必要です。動悸・息切れに潜むリスクについて学びましょう。
目次

動悸・息切れ(息苦しさ)が気になる方へ

動悸や息切れは、日常のストレスや疲れなどによって、健康な方でも一時的に発症する可能性があります。
しかしその中には、循環器や呼吸器の疾患によって引き起こされているものがあるため、注意が必要です。

・咳や痰がずっとからむ
・からだを動かすとすぐに息切れが起こる
・ヒューヒュー、ゼーゼーと耳障りな呼吸音
・呼吸のしにくさ、冷や汗
・胸の痛み
・吐き気、嘔吐感

以上のような症状が日常的に起きる際は、疾病に起因する症状の可能性が高まりますので、一度検査してみることをおすすめします。

動悸とは?

心臓の拍動を強く速く感じる、脈拍が乱れる症状のことを指します。

激しい運動ではなく、軽い運動や日常の中でも動悸が起こるようなら、心臓の働きが悪くなっている可能性があります。
心臓は十分に血液を送れていないと、拍動数を増やして不足を補おうとするのです。

また軽い運動をしていない場合でも、精神的なストレスがかかると脈は速くなります。
過労や睡眠不足、女性なら貧血やホルモンバランスの乱れによっても動悸は起こることは知っておきましょう。

不整脈

心臓は1分間に60〜70回程度で規則的に収縮していますが、このリズムが崩れることを不整脈と呼んでいます。
心拍数が多い、または少ない、本来起こらないタイミングでの収縮など、さまざまなバリエーションがあります。

不整脈は治療が必要な場合とそうでない場合があり、多くは治療の必要がないものですが、ときに危険なものがあるため注意が必要となります。

頻脈と徐脈

不整脈の中には、1分間の脈拍が50回以下になるものがあり、これを徐脈(じょみゃく)と呼びます。一般に脈拍が1分間に40回以下になると、徐脈による息切れやめまいなどが現れます。

逆に1分間の脈拍が100回以上になることを、頻脈(ひんみゃく)と呼びます。運動、精神的興奮、発熱などでも脈拍は自然と高くなります。これは生理的頻脈と呼び、病的なものとは区別されます。
頻脈を起こす明らかな要因がないにもかかわらず、1分間の脈拍が120回以上になる場合には、病的な頻脈である可能性があると言えるでしょう。

息切れとは?

「ゼエゼエ息が切れる」「いつもよりなぜか胸が苦しい」
激しい運動などによって身体中の酸素が足りないと感じると、体は無意識に息をたくさん吸い込むことで問題を解決しようとします。

軽い運動で息切れがする際は、動悸と同様に心臓や肺の働きが悪くなっている可能性があります。

肺炎が原因の息切れ

息が苦しいというのは、肺炎でもよくみられる症状です。

・38度以上の発熱が続き、3~4日軽減しない
・黄色、緑色の痰
・息苦しさや胸の痛み

高齢者の場合には、免疫力が弱まっていて、こうした肺炎の症状がわかりやすく出ないことも多いです。
「はあはあと呼吸が浅い」「体が異常にだるい」など、息切れやだるさが肺炎に関連している場合があることは知っておきましょう。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)が原因の息切れ

慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、主な症状として息切れが発生します。
こちらの疾患は、長年の喫煙習慣により、肺に炎症が起こって息が吐き出しにくくなる病気です。

症状の初期では息切れはあまり出ませんが、症状が進むと坂道を歩いたり階段をのぼるときにも息切れがするようになります。

自然気胸が原因の息切れ

自然気胸は、なんらかの原因で自然に肺に穴が空いて空気が漏れ、空気の圧力で肺が縮んでしまう状態のこと。

いくら息を吸っても肺が機能しないために、酸素が欠乏した状態になり、息苦しさという形でも自覚できます。

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メディカルチェックスタジオでは
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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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