くも膜下出血に初期症状はある? 突然始まった頭痛には要注意!
くも膜下出血は、脳出血のひとつです。 発症すると死亡する確率が高いのが特徴の病気で、その確率は約50%にも及びます。 回復したときでも後遺症が残る場合が多く、再出血が起こるとさらなる生命の危機に晒されます。 この記事では、くも膜下出血を避けるための予防策や、よくみられる前触れ症状についてご紹介いたします。2023/02/02 ( 公開日 : 2023/02/02 )
緊張型頭痛ってどんな病気? 頭痛が辛いときのセルフケアも収録
緊張型頭痛とは?
緊張型頭痛とは身体的ストレスや精神的ストレスにより、後頭部を中心に頭の両側や首回りの筋肉にかけて痛みが発生する頭痛です。
発症は男性より女性のほうが1.5倍程度多い傾向にあるといわれています。
頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。
一次性頭痛
・・・「怖くない頭痛」と呼ばれるもので、原因疾患が特定できないタイプの頭痛です。
二次性頭痛
・・・「怖い頭痛」と呼ばれるもので、原因疾患が特定できるタイプの頭痛です。原因となるのは脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍など多岐にわたります。
分類としては、緊張型頭痛は「一次性頭痛」(怖くない頭痛)になります。
緊張型頭痛の症状、原因、種類
緊張型頭痛のおもな症状
・頭の圧迫感
・締めつけられるような痛み
・首や肩が凝る など
そのほかにも特徴としては頭の両側が痛くなることや、頸部の筋肉を押すと痛みを感じる点などが挙げられます。
首が凝って硬くなり、動かしにくくなっている方が多いといわれています。
痛みこそ感じるものの、仕事や日常生活はそのまま送れる程度の痛みである場合が多いです。
🗒補足
緊張型頭痛と片頭痛は一緒に発生することもあり、それを混合型頭痛と呼んでいます。
片頭痛は緊張型頭痛と痛み方のメカニズムが異なり、脳血管が拡張することが原因とされています。
緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛は、身体的ストレスや精神的ストレスによって起こります。
体の構造として、頭部と頸の後ろ、肩の筋肉は「筋膜」によってつながっています。
同じ姿勢を取りつづけると肩周囲や頸まわりの筋膜や筋肉は次第に硬くなり、あわせて頭部の筋肉も硬くなってしまいます。
このような機序によって、圧迫感や締め付けるような痛みを発生してしまうのです。
また精神的なストレスが蓄積すると、神経系を刺激して痛みを発生させることもよく知られています。
緊張型頭痛には種類がある?
緊張型頭痛の種類としては、反復性緊張型頭痛と慢性緊張型頭痛の2種類があります。
症状の頻度や強さによって分類できます。
反復性緊張型頭痛
こちらは症状こそあるものの、頭痛が起きるのは1ヶ月に15日未満で、痛みも軽く比較的短時間で治るため、病院を受診しない方も多い頭痛です。
慢性緊張型頭痛
こちらはほぼ毎日頭痛が起きるようなもので、痛みが気になって日常生活に支障を感じる方もいます。
頻度や強度が増す場合もあり、とくに精神的なストレスなどが関係しているともいわれています。
病院受診の目安
緊張型頭痛は治療の緊急性がないため、基本的には自己判断となります。
症状を緩和・改善したい
医師の処方する薬が欲しい
そもそも緊張型頭痛なのかが分からない
上記のような要望がある場合は、一度病院やクリニックを受診してみてもいいかもしれません。
また頭痛ではまれに、脳梗塞や脳出血などの怖い頭痛の初期症状としての頭痛もあります。
- 突然現れるようになった強い痛み
- 時間とともに増悪する痛み
上記のような痛みがある場合は、違和感を見過ごさずにすぐにでも病院を受診しましょう。
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診断方法
緊張型頭痛の診断を確定できる検査はありません。
患者さまの頭痛の説明、問診をもとに頭痛の原因となっている事象や状況、周期性などを明らかにしていきます。
また、他の片頭痛の光や音に過敏になるなどの特徴がないかも考慮しながら診察していきます。
ですが、もし怖い頭痛と考えられる場合には、CTやMRIなどをもちいた検査を必要としますので、専門のクリニックや病院の受診をした方がいいでしょう。
脳梗塞や脳出血などの病気がある場合には、脳のどこかに病変が見つかります。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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