2023/12/05 ( 公開日 : 2022/08/10 )
なんとなく体がだるい、食欲がない?!もしかして・・・夏バテ?
夏バテとは
夏バテとは、夏の暑さによる自律神経系の乱れに起因して現れる様々な症状のことです。
私たちの体の自律神経は気温の変化に応じて、血流や汗をかいて調節をしていき、体温を一定に保つ働きも担っています。
しかし、真夏の室内外の温度差を繰り返し感じることによって、自律神経の働きが乱れてしまい、なかなか自律神経が回復せず、夏バテになってしまいます。
自律神経の不調は、体内のさまざまな機能に影響を及ぼすため、胃腸の疲れや食欲不振、倦怠感などの症状が出てきます。 自律神経は体温調節をはじめ、体の生命活動に欠かせません。毎年のことだからと言って放置してしまうと、いつの間にか思わぬ事態を引き起こしてしまうかもしれません。
どんな症状?
夏バテには主に以下のような症状があります。
疲労感
普段の生活でなんとなくの疲れや、体がだるいと感じる日が続いている。
食欲不振
胃腸の機能が低下すると、食欲がなくなりエネルギーや栄養が不足することによって、だるさや倦怠感がさらに悪化する場合もあります。 また、筋肉のもとになる栄養素(タンパク質など)が不足すると、さらに筋力が下がり不健康な痩せ方をしてしまいます。
下痢、便秘
夏場は体を冷やしすぎたり、冷たい食べ物や飲み物を摂る機会が増えるためです。 胃腸が冷え、働きが低下することで、下痢などの便通トラブルが起こりやすくなります。
睡眠不足
猛暑による寝苦しさから睡眠不足や眠りの質の低下が起きると、体内時計が大きく乱れ、日中に日常生活に支障をきたすほどの眠気に襲われてしまう方もいます。 睡眠不足は、体温維持能力が低下し熱中症の要因になることがわかっています。
頭痛
冷房による室内外の温度差で自律神経が乱れていることや、激しいスポーツなどで汗をたくさんかくと脱水状態となり頭痛を引き起こしています。
夏バテになりやすい人
季節の変わり目や冷房などの影響により適応力を超えた寒暖差が生じたり、猛暑が続くと、体のバランスを整える自律神経の働きが乱れます。
すると、体温調節機能が乱れることによって様々な不調を引き起こします。
では、どんな人が夏バテになりやすいのでしょうか。
- 睡眠不足
- 冷房の温度が低い
- 偏った食事
- 運動不足
- 冷たい飲み物 など
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
ご意見はこちら
気になる方は、即日予約・受診可能です。
30分での脳ドック検査「スマート脳ドック」
こちらの記事もおすすめ
知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?
脳ドック受けてみた! 各種メディアさま スマート脳ドック | 体験レポート
脂肪肝はどうやって治せばいいの? 血液検査だと発見できない場合もあるってほんと!?
こわい/こわくない頭痛とは? 脳梗塞は頭痛を感じないってほんと? 知っておきたい頭痛の分類
脳卒中の後遺症(失語症・まひ・鬱など)について 寝たきりになるのを避けるためには?
未破裂脳動脈瘤とは? くも膜下出血を起こす危険がどのくらいあるかを知りましょう!
話題のオートミールは健康にいいの? 栄養素や種類についても解説!
予防医療とは何か? 超高齢化社会に突入した日本が取り組みたいこと
自然免疫と獲得免疫ってなに?! 免疫機能を高めるためにできることは?
健康面でのリスク管理はできていますか? 知久先生にインタビュー
20代社会人の子どもを持つ親は健康面のリスク管理はできている?
社員の体調管理の一環として「スマート脳ドック」を導入! CARTA COMMUNICATIONSさま