スポーツで起きる脳震盪の危険性について　セカンドインパクト症候群とは？

脳震盪の診断自体はCT検査ではできませんが、頭蓋骨骨折や脳出血があると疑われる場合に行われます。

脳震盪では、しっかりと休養をすることが大切です。
症状が悪化しない限りにおいては、日常生活を送ることは問題ないですが、心拍数が上がる活動や積極的に頭を使う活動（ゲーム、読書、勉強など）は避ける方がいいでしょう。

脳震盪による意識消失や意識障害は、数分から数時間程度でよくなります。

頭痛、ふらつきなども、10日程度で治ることが多いとされており、そのほかにも、集中できない、記憶力が落ちているなどの症状も、さらに数日から1週間程度で治るといわれています。

このように脳震盪は一度起こった後でも、しっかりと休養をとれば自然治癒していく場合が多いので、競技者に無理をさせないことが重要になります。

頭を打ちつけた後で、なんだか違和感を感じるという方はぜひ脳ドックをご受診ください。
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