肺がんに初期症状はあるの? 肺がんの種類、予防、治療方法などについても解説!
日本の死因ランキングの中で1位は「悪性腫瘍(がん)」です。その中でも「肺がん」が最も多いとされています。肺がんは初期の段階で気づきにくい上、危険性の高い病気になっています。この記事では、そんな肺がんの非小細胞がん/小細胞がんのちがいや、予防方法・治療方法について解説いたします。2022/12/28 ( 公開日 : 2022/05/02 )
20代社会人の子どもを持つ親は健康面のリスク管理はできている?
調査概要:「親としての自身の健康」に関する調査
【調査期間】2022年4月22日(金)~2022年4月23日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,017人
【年代内訳】50代650人、60代367人
【男女比】男性7:女性3(男性731人、女性286人)
【調査対象】25歳~29歳の社会人の子を持つ方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
病気になったらどうする?
病気に対してのケアはパートナー(配偶者)と自分自身ですべて収めてしまいたい、と考える方は75%にものぼることが明らかになりました。
精神面、経済面どちらも、子どもや孫の負担になりたくないと考える傾向が顕著に現れました。
■それぞれの項目を選んだ方の声
◎子や孫に迷惑がかからないよう、配偶者に相談して治療していく
「子どもには子どもの人生を考えてほしいので、親として邪魔をしたくない」(50代/女性/埼玉県)
「家族の生活になるべく支障がないようにしたい」(50代/男性/広島県)
「子どもに迷惑かけたくないし、精神面や金額の面でも負担をかけたくない」(60代/女性/愛知県)
◎誰にも迷惑がかからないよう、自身の判断で治療していく
「自分の生命、自分の人生なので自己責任だと思っているし何より子どもの人生の邪魔になりたくないから」(50代/女性/神奈川県)
「その為に蓄えをしている」(50代/男性/静岡県)
◎子や孫にも相談してサポートを受けながら治療していく
「長女が看護師をしているから」(50代/男性/北海道)
「自分が若い頃親の病気を聞かされていなかったことに寂しさを感じたので、自分の時は話しておきたい」(50代/女性/神奈川県)
◎施設や病院、地方自治体など外部に相談する
「専門の知識がないので、病気があったらやはり医者に相談したいです」(50代/女性/千葉県)
「普段からかかりつけ医に定期的に診てもらい健康維持に心掛ける」(60代/男性/大阪府)
このアンケートからわかるように、どうも社会的には他人に迷惑をかけたり頼ったりするのは、よくないことという考え方があるのかもしれません。
病気はべつに悪いことではないので、多くの方が家族にサポートをもとめ、医療従事者やかかりつけ医に相談できるような仕組み作りがもとめられているのかもしれませんね。
どのくらいの健診(健康診断)・検診を受けている?
「一年に一回」と答えた方が大半という結果になりました。
しかしがん検診の受診者は25%程度に止まり、定期的にがん検診を受ける習慣がないことがわかります。
ここには「もし重大な異変が起きていれば、自分で気づけるはず」という考え方があり、お金をかける対象としてがんの発見は優先順位が低いのかもしれません。
しかしすい臓がんや肺がんは、初期には症状としてでにくく、異変に気づいたときにはステージが進んでしまっているケースも多くみられるといわれています。
異常がないと自分で思っているときにこそ、一応確認しておくという意識をもつことも必要なのかもしれません。
早期であれば根治が可能になる可能性も高まります。
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この結果を見ると65%の方は年に1万5千円程度しか、費用を払っていないことがわかります。
反対に毎年5万円以上の費用をかけている方が11%と、意外に多いこともわかります。
死ぬまでに日本人のおよそ半分(※男性は半分、女性は1/3程度ともいわれる)がなんらかのがんになる時代、かなり高い確率で自分自身もなる可能性があると考えて、年に使うお金の配分を考え直してみることが必要であるといえるかもしれません。
健康面でやるべき投資は、食事・運動・睡眠面ではそれほどお金はかかりません。
もちろんオーガニックな食材を選んだり、食の面でも投資できることもあるかもしれませんが、発がん性があるとされる食品(加工肉はあるという論文、データをよくみます)を避ける、であったり、飲酒量を減らすであったり、ヘルスリテラシーがつくとむしろ減らせる費用の方が多そうです。
むしろ健康意識を高めることで浮いた費用を、定期的ながんドックや脳ドックなどに回すことができるといいかもしれません。
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