基礎代謝ってなに? 代謝が下がる原因や代謝を上げる方法、座りすぎの弊害についても解説
ダイエットやカロリー計算にかかせないのが基礎代謝です。私たちの体では生きているあいだ、休むことなく基礎代謝が行われカロリーを消費しています。そんな基礎代謝ですが、案外知識を持っていない方も多いのではないでしょうか。今回は基礎代謝について、今さら聞けない知識をご紹介いたします。2023/12/05 ( 公開日 : 2022/08/04 )
食物繊維が豊富なアボカドは食生活の改善にうってつけ! 週に1個食べると心疾患リスク低下?
アボカドを週に1個食べると心臓病リスクが低くなる?
2022年3月29日、アメリカ心臓協会の発行するJournal of the American heart Associationに発表された研究で、週に1個アボカドを食べる人は、食べてない人にくらべて心臓病リスクが低くなることが明らかになりました。
研究者らは11万人以上のライフスタイル調査に参加した医療専門家を30年間に渡って調査。
参加者は1986年から2年ごとにアンケートに回答し、2011年に最初の研究結果が発表されました。
それ以後も集まったデータをもとに、研究者はライフスタイルと健康の関連性を検証しつづけ、今回はアボカドがトピックになりました。
研究結果として、アボカドをまったく食べない人やほとんど食べない人と比較して、週に2食以上(約1個のアボカドに相当する)を食べている人は、心血管疾患のリスクで16%、冠動脈心疾患のリスクで21%ほど低いことが明らかになりました。
アボカドは他の脂肪を多量に含む食品と比較すると、一価不飽和脂肪酸を多く含みます。
一価不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを低下させるため、心臓の健康にとっても有益であることがよく知られています。
ヘルシーで体にいいアボカド
アボカドの脂肪は体にいい
アボカドには飽和脂肪酸やコレステロールはほとんど含まれていません。
また、不飽和脂肪酸を含む唯一のフルーツとして知られています。
前述したように、不飽和脂肪酸はコレステロール値を下げるため、生活習慣病の予防に効果があるといわれています。
疲労回復にも有効
休息を取っているにもかかわらず、「疲労感が取れない」「だるい気がする」という場合には、エネルギー代謝が落ちていることも原因のひとつです。
ビタミンB群はエネルギー代謝を助ける働きがあるとされる栄養素がですが、アボカドは果物の中でも最も多くビタミンBを含んでいます。
◇ビタミンBの持つ働き
ビタミンB1:糖質をエネルギーに変換する働き。皮膚や粘膜の健康をサポートする。
ビタミンB2:脂質をエネルギーに変換する働き。ほかのビタミンの働きにも関与する。
ビタミンB6:体内の酵素の働きを助ける。アミノ酸の分解・吸収を促す。
ビタミンB群ってどんな栄養素? 取りすぎは体に悪いってほんと 摂取目安についても解説
ビタミンは体にとって欠かせない必要な栄養素ですが「たくさん摂りすぎると体に悪い」という話を聞いたことはありませんか?実は、ビタミンは種類によって摂りすぎると健康を害するものと、それほど問題ないものがあります。この記事ではビタミンB群の働きについて解説していきます。食物繊維の量が豊富
アボカドは食物繊維が豊富で、腸を整えるのにも役立ちます。
100gあたりの含有量では、ごぼう(食物繊維が多いことでよく知られる野菜)が5.7g程度であるのに対し、アボカドも5gとかなり多いです。
食物繊維は多く摂取することで、便秘解消の効果があります。
抗酸化成分でアンチエイジング
アボカドにはグルタチオン酸が多く含まれていますが、こちらは抗酸化作用があることが明らかになっています。
◇グルタチオン酸の効果
- 老化防止(抗酸化作用)
- 脂肪肝予防
- 肝機能障害予防 など
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