2022/04/19 ( 更新日 : 2022/04/19 )

信用できる健康情報とは? ヘルスリテラシーを身につけて見極めよう!

生活習慣
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この記事は約4分で読めます
新型コロナウイルスの影響もあり、近年ではインターネットやSNSで多くの健康情報を目にした方は多くないでしょうか。 しかし、ネット上には数多くの情報があり、この中からどれが正しいのか混乱してしまう場合もあるかと思います。 今回はネット上で検索した情報の活用方法や信用できる情報の見極め方についても解説していきます。
目次

ヘルスリテラシーを身につけよう

健康や医療の情報は、インターネットの普及により簡単に入手できる情報化社会となっています。
体に違和感があって気になった時や病院に行くか迷った時などに、ネットで検索する人は多いのではないでしょうか。

しかし、インターネット上で提供されている情報はたくさんあり、役立つ情報もありますが、 中には商業目的の情報や、明らかな悪意があるもの、科学的な根拠のあいまいなものなどがあり、どの情報を信用すればいいのか注意する必要があります。

そのためには、適切な健康や医療に関する情報を探し、見つけた情報を正しく理解すること、信用できる情報なのかを評価して、 より良い意思決定をしていき、自らの健康を向上・維持していくための活用力が大切になってきます。

このように健康や医療の情報を入手、理解、評価、活用していく4つの力のことを「ヘルスリテラシー」と呼びます。

健康に影響するヘルスリテラシー

健康や医療の情報を入手して活用していくとされるヘルスリテラシーが、
高い人の場合と低い人の場合では、健康面でどういった違いがでてくるのでしょうか。

<高い人の場合>

  • 正しい情報の理解(病気や薬の情報など)
  • 健康診断や予防診断などを利用して、自分自身で病気の予防をする
  • 病気の自覚症状を見逃さずに、医療機関への受診
  • とり入れた知識が増えていき、医師と適切なコミュニケーションがとれる など

<低い人の場合>

  • 病気や治療の知識が少ない
  • 病気の自覚症状に気付きにく、死亡率が高くなる
  • 健康診断を受診しない(異常があっても精密検査をしない)
  • 医師や看護師に症状や困っていることを上手く伝えられない など

ヘルスリテラシーは個々人にとっては、その人の生命や生活の質(QOL)の維持・向上に大変重要なものとなっております。
QOLとは、Quality of Lifeの頭文字を取ったもので、肉体や精神、社会や経済など、あらゆるものを含めた生活の質を意味する言葉です。
恵まれた環境下にある、仕事や生活を愉しむ、豊かな人生と解釈できます。

情報は「か・ち・も・な・い」で判断しよう

数多くある記事の中から、どういったポイントで質や信頼性について判断すればいいのでしょうか。
情報を見極める1つの判断基準として、聖路加国際大学の中山和弘先生が提唱する「かちもない」は、「情報は5つを確認しないと『価値もない』」と覚えられます。
ぜひ、情報を検索する際にご参考にしていただければと思います。

 → 書いた人は誰なのか、信頼できる専門家なのか

 → 違う情報と比較したのか、他でも同じような情報があれば信頼度は高くなる

 → 書かれた情報の根拠が、出典や参考文献として記事中にあるのか

 → なんのために書かれているのか、商業目的ではないのか

 → いつの情報なのか

健康意識を向上しよう

自分の身体について考え、たくさんの健康情報の中から適切な情報を見極めて使いこなすこと。
この力を向上させることが、病気の予防や健康寿命の延伸につながります
受診控えや運動不足などの影響で、気づかない内に健康リスク高まっている方もいるはずです。

公益財団法人東京都医師会が提供しているヘルスリテラシー検定があります。 自分自身がどのくらいの健康意識レベルがあるのか、一度試してください。


ヘルスリテラシーを意識した行動をしよう

健康意識の低さが続くことによって、病気の発見が遅れて脳卒中や心筋梗塞など重大な病気へとつながってしまうかもしれません。
多くの知識をとり込むことで少しでも、自分のカラダの異変にきづけるようにし、 病気の予防や健康増進につなげるためにも、まずは自分の健康状態を把握するところから始めましょう。

情報過多の今こそ、自分で正しい情報にたどりつくスキルを磨けるようにしていき豊かな生活を目指していきましょう。

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