知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?
2022/08/22 ( 公開日 : 2021/12/17 )
血栓症ってどんな病気? 症状、検査、治療、予防方法などについても解説!
血栓症の検査方法
「CT」「血液検査」を行ったうえで、血栓症を疑う場合の確定診断には超音波検査や血管造影検査を行います。
肺塞栓を疑う場合は「造影CT検査」「肺換気血流シンチグラフィー」が行われることもあります。
まずは問診や視診、触診などでスクリーニング検査を行った後に、上記のような検査で詳しい検査を行っていきます。
血栓症の治療方法
血栓症の治療には薬物療法を第一選択として行うことが多いです。重症の場合や薬の適応に合わなかった場合には、外科手術やカテーテル治療で血栓を取り除きます。
肺塞栓の場合には、予防的措置としてフィルターを腹部の静脈に入れることがあります。
薬物療法例
血栓溶解薬 ・・・ 血栓を溶かす作用がある
抗凝固薬 ・・・ 血液が固まらないようにする作用がある
場合によっては、血栓融解薬を用いることで症状が悪化するケースもあるため、血栓の発生箇所や発生原因から治療内容を決定する必要があります。
血栓症の予防方法
動脈血栓症の予防について
- 運動習慣をつける
- 生活習慣病を予防する
- 水分補給を行い脱水を防ぐ
以上を行うことで、血管が硬くなるのを防いだり、血栓を作り出す原因となる内臓脂肪を減少させることができます。
静脈血栓症の予防について
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 体を大きく動かせない(体勢を変えられない)場合、踵上げや足の指や足首を曲げる運動を行う
- 毎日ストレッチをして、筋肉を柔らかくしておく
などがあります。
定期的な検査も血栓症予防のひとつ
血栓症予防と共に、最低でも年に1回の定期的な検査で血管の状態の変化をチェックし、血栓症を早期発見することが大切。
血管の状態や異常は、人間ドックや脳ドックでチェックできます。
血栓症を引き起こす疾患や、血栓症によって引き起こされる疾患、その他の異常を早期発見するためにも両方とも、定期的に受診してみてはいかがでしょう。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
ご意見はこちら
メディカルチェックスタジオでは
動脈硬化や血管詰まりの
起こりやすさを検査できます。
(超悪玉コレステロール) を予約する
同じ病気でも、患者様ひとりひとり治療方針は違ってきます。それぞれの生活やバックグラウンドに合った医療を提供できるよう心がけております。
患者様が健康で長生きできるよう、診断・治療だけでなく、最新の医療知識を織り交ぜながら診察しております。
こちらの記事もおすすめ
こわい/こわくない頭痛とは? 脳梗塞は頭痛を感じないってほんと? 知っておきたい頭痛の分類
急性硬膜外血腫について 自覚症状がない時間がある場合も?
スポーツで起きる脳震盪の危険性について セカンドインパクト症候群とは?
話題のオートミールは健康にいいの? 栄養素や種類についても解説!
隠れ肥満(サルコペニア肥満)とは何か? 一見、普通体型の人こそ危険!
寝不足はどんなリスクがあるの? 睡眠がもたらす脳の影響について解説!
健康面でのリスク管理はできていますか? 知久先生にインタビュー
中小企業の経営者が恐れている病気は? 脳ドックを受けたことがある人はどのくらい?
脳ドックを導入するタクシー会社が増加中! 葵交通株式会社さまインタビュー