2023/11/21 ( 公開日 : 2022/03/31 )

メタボリックシンドロームを改善するには? 原因や診断基準についても解説いたします!

生活習慣
コレステロール 生活習慣病 肥満
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内臓脂肪が多く太り気味の方は、メタボリック症候群である可能性があります。メタボリック症候群は重大な疾患を引き起こす可能性があるため、生活習慣の改善などをすることが必要です。この記事の中では、メタボリック症候群によって引き起こされる病気や予防・改善方法について解説いたします。
目次

メタボリック症候群とは?

メタボリック症候群を予防し改善する目的で行われる「特定健康診査」があります。
このデータによると平成30年度には約452万人だったメタボリック症候群の方が、令和元年には471万人へと増加しています。

メタボリック症候群は体重の増加や太り気味の中でも、「内臓脂肪型肥満」とよばれる太り方が該当します。
さらに脂質代謝異常症、高血圧、高血糖のいずれかを持ち合わせている場合に、メタボリック症候群であると診断されます。

年々メタボリック症候群の人は増加する傾向にありますが、生活習慣との関連性が非常に高いため、生活習慣の見直しや改善をすることで予防ができます。

メタボリック症候群の原因

肥満には「皮下脂肪型肥満(洋なし型)」と「内臓脂肪型肥満(りんご型)」があります。

内臓脂肪型はお腹の中、腸のまわりにたくさんの脂肪が蓄積した肥満です。 一方で皮下脂肪型は、お尻や太ももなどの肉付きがよくなるとイメージしてください。

飲みすぎ、食べすぎ、栄養の偏り、運動不足などの生活習慣が重なることは、内臓脂肪型肥満へとつながってしまいます。
さらにそうした生活習慣のバランスは高血圧、脂質異常症、高血糖も起こしやすい状態であるといえます。

その結果、内臓脂肪型肥満+高血圧+脂質異常症などの状態、つまりメタボリック症候群へとつながっていきます。

メタボリック症候群は命に関わる大きな病気のリスクを上げることが知られています。
日々行っている生活習慣こそが、健康状態に直結していると考えてもよいでしょう。

メタボリック症候群の診断基準

メタボリック症候群の診断には基準があるのですが、国によって診断基準は異なります。
また特定健康診査などで「メタボリック予備軍」として指導を受ける基準なども異なってきます。

ここでは日本におけるメタボリック症候群の診断基準についてご説明します。

表1 メタボリックシンドロームの診断基準

必須項目

(内臓脂肪蓄積)
ウエスト周囲径
男性 ≧ 85cm
女性 ≧ 90cm
内臓脂肪面積 男女ともに≧100cm2に相当

選択項目



3項目のうち2項目以上
1 高トリグリセライド血症
かつ/または
低HDLコレステロール血症
≧ 150mg/dL

< 40mg/dL
2 収縮期(最大)血圧
かつ/または
拡張期(最小)血圧
≧ 130mmHg

≧ 85mmHg
3 空腹時高血糖 ≧ 110mg/dL

必須項目のウエスト周囲径に該当した方のうち、選択項目の1,2,3いずれか2項目以上に該当する方が「メタボリック症候群」と診断されます。

メタボリック症候群によって引き起こされる病気

令和2年(2020)の人口動態統計によると、日本人の死因第2位に心臓病、第4位に脳卒中が入っています。
これらの病気は血管の状態に大きな影響を受け、とくに「動脈硬化」はその大きな原因です

血管には常に血液が流れていて、微小な成分が血管の壁に衝突すると小さな傷ができます。
血圧が高いということは、それだけ勢いよく血液が流れるので血管壁に傷が付きやすくなってしまいます。

壁の修復には脂質(コレステロールなど)が用いられますが、血液中のコレステロールが多すぎる状態では、修復の際にコレステロールが余計に溜まってしまうことがあります。
また、高血糖では血管が脆くなってしまうことも知られています。

いろいろなメカニズムで「動脈硬化」は起こりますが、メタボリック症候群では血管の柔軟性が下がってしまう傾向にあります。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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