脳卒中で要介護になると時間・費用はどのくらいかかる? 逸失収入にも注意!
脳梗塞やくも膜下出血など、体に障害を残すことが多いとされる脳卒中を発症すると、どのくらいの費用がかかるのかご存知ですか? 脳卒中はがんなどよりも入院日数が増えることが多く、かかる費用も高額になりがちです。この記事の中では実際に介護を体験された方の統計から得られた情報をご紹介いたします。2022/12/29 ( 公開日 : 2022/09/15 )
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治療・入院などにかかった費用は?
高額な医療費の負担は控除が適用されますが、それでも何年にも渡ってかかり続ける費用を積み重ねていくと、数百万円かかる人が多くいることがわかります。
このような見方をすると、健康を損なってしまうことはそれ自体が蓄財に対してかなりマイナス面が多いことであり、健康への意識を高めることや日頃の予防のアクションが経済的にも非常に重要であるように思えます。
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脳血管疾患の予防にかけられる年額の費用は?
病気はなる前に予防をして、重大疾患の発症を防ぐことが肝心です。
そのためにはある程度の予算を予防の費用に当てたり、ある程度の時間を健康リテラシーの向上に使う意識を持てるといいかもしれません。
病気になってから対処を始めることは、結局費用も時間も大量に消費されてしまいます。
早く見つければ早く対処することができ、負のループを避けることにつながっていくのではないでしょうか。
三大疾病の経験者が気をつけておきたかったことは?
現在は日々どこでも食事を摂取できるような状態になっています。
甘いもの、辛いもの、お酒、どれも中毒性が高くなおかつそれを至って自然のことのように提供しています。
どのような食生活をするのか、体に摂取しないほうがいいものはどういうものなのかを、日頃から情報として仕入れて、生活の中に取り込んでいくことが極めて大切になります。
治療から予防へ、意識の変革が必要
今回の調査結果から、三大疾病(がん・心疾患・脳疾患)に発症したときにどのような不安がつのり、また、仕事にどの程度影響したかが明らかになりました。
発症後に減収となった方は6割以上にのぼり、具体的な額としては1か月あたり5万円~20万円ほどの減収となった方が多く、また、減収の期間は1年以上続いたという方が半数以上にのぼりました。
- 発症後に減収になった方が6割
- 1ヶ月あたり5~20万の減収
- 半数以上が減収の期間1年以上
人生100年時代といわれるこれからの時代、日本社会を元気にするために三大疾病をはじめ、あらゆる疾病を予防し健康寿命をのばすことが求められます。
生活習慣を改善していくことはもちろん、健診・検診を受診して未病予防をすることがとても大切です。
「治療」から「予防」へ、医療に対する意識を少しずつシフトしてみてはいかがでしょうか。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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