2022/04/19 ( 公開日 : 2021/12/21 )

脳の検査に求めることは? 費用(金額)? 検査時間? 受診に至らない理由も掲載

編集部コラム
アンケート 検診 脳ドック
この記事は約5分で読めます
全国の20代から60代の方に、脳ドックの認知イメージ調査を行いました。また脳ドックに求めること、まだ受けていない理由、なども収録しています。
目次

若い世代は脳ドックを知らない?

脳疾患リスクの早期発見と発症予防につながる脳ドックですが、世間ではどれくらいの方に知られているのでしょうか。

脳ドック(脳疾患リスクの早期発見と、その発症の予防及び専門医療機関への早期紹介のための検査)をご存じですか?」と質問したところ、各年代での結果は以下のようになりました。

20代・30代の若い世代は3割程度、また40代以上も半数程度と、脳ドックの認知度はまだまだ低いのが現状でした。

脳ドックのイメージと求めること

では、世間は脳ドックにどのようなイメージを持っているのでしょうか?

脳ドックに関してどのようなイメージを抱いていますか(抱きますか)?(複数回答可)」と質問したところ、

①費用が高い(69.5%)

②脳疾患リスクが分かる(26.3%)

③検査時間が長い(23.8%)

という結果が上位となりました。

年代別に見ても、すべての年代で「費用が高い」と考えている方が多いです。

20代・30代は「中高年世代の人が受けるもの」という回答の割合がほかの年代よりも高く、脳ドックは「まだ自分には関係のないもの」というイメージを持っていました。

では、ご自身が脳ドックを受診する場合には、どのようなことを求めているのでしょうか。

脳ドックを受診する場合、どのようなことを求めたいですか?(複数回答可)」と質問したところ、

①正確な診断・分析(50.2%)

②継続しやすい価格設定(48.0%)

③スピーディーな検査(39.2%)

が上位になりました。

正確な診断・分析を求めている方が半数。
また、費用が高額であるというイメージが強いこともあり、リーズナブルで継続しやすい価格設定を望んでいる方も多い様子がうかがえます。

年代別に見ると、20代を除くすべての年代で「受診できる施設が近い」という回答の割合が比較的高く、自宅や職場などの近くで受診できることも、脳ドックに対してもとめている方が多い結果となりました。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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