2022/12/08 ( 公開日 : 2021/07/01 )

肺がんに初期症状はある? 知っておきたい基礎知識と、コロナ禍の「隠れがん患者」について

症状
がん 初期症状
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治療の方法

肺がんの治療には、大きく分けると以下の治療があります。

手術療法
手術でがんを切除。

放射線療法
放射線を照射することでがんを死滅させる。

薬物療法
抗がん剤での治療。

手術療法と放射線療法は、「局所的療法」とも呼ばれ、がんを取り除く目的で行われます。
薬物療法は、これに対して「全身療法」と呼ばれ、転移してしまったがんへの対抗として行われます。

コロナ禍で「隠れがん患者」が多数発生?

2020年度は、肺がんの治療を受けた新規の患者が前年よりも6.6%減っています。

これは定期検診などの受診を控えた方が多くいることが関係しており、肺がんの隠れがん患者が増えていることを示唆しています。
肺がんは初期のステージで対処することが根治には必要な条件です。
ですから検診控えによる肺がんの見逃しが、コロナウイルスの二次的な被害と言っても過言ではないでしょう。

もしご自身や、身の回りの方が新型コロナウイルスの影響で2020年の健康診断を見送っている場合、肺のCT検査をぜひおすすめいたします。

早期発見と治療が最善

肺がんは病期(ステージ)が早期の発見であれば、多くの方が手術療法で根治を目指すことが可能です。しかしながら、肺で進行するがんは進行が進むまでは症状になって見えにくいです。

ゆえにやるべきことは、年に1回の肺の検査を受けること。
40歳を過ぎた方は、肺がん発見率が高い、肺CT検査などを毎年受診することが肺がん予防につながります。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

気になる方は、即日予約・受診可能です。
所要時間10分、検査は3分の
「胸部CT肺ドック」

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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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