2023/11/14 ( 公開日 : 2022/10/20 )
「ニュースが疲れる…」共感疲労、HSP、繊細な方にこそおすすめのニュースダイエットとは?

ストレスが体に与える悪影響

現代はストレス社会といわれますが、ストレスが体に対して影響を与え、実際に病気になってしまうこともあります。
メカニズムとしては、メンタルヘルスの不調がホルモンの分泌を乱してしまい、私たちの生活の基盤となる睡眠・食事・運動に大きな影響を及ぼすためです。
例えばストレスホルモンのコルチゾールが多く分泌されると、脂肪細胞にある受容体がこのホルモンから刺激を受けて、脂肪を溜め込もうとします。
食べている量が同じだとしても、コルチゾールをより多く分泌している方は、それが脂肪に変わってしまいやすいのです。

また、コルチゾールは免疫機能を低下させることもよく知られています。
コルチゾールは白血球の活動を抑制する作用があり、つねにストレスを抱えている方はがんになるリスクが高くなるともいわれています。
そして免疫機能が弱くなるということは、もちろん風邪などの病気にも罹りやすくなりますし、回復も遅くなります。
アレルギー疾患が強く出ているという方は、もしかするとストレスによって免疫機能が弱まっていることが原因なのかもしれません。
身近に溢れるストレスの種
家庭内や職場での人間関係は、自分自身の手ではどうすることもできないこともあるかと思います。
しかし近年は私たちにストレスを与えているものとして、しばしばニュースの存在が話題となることがあります。
物心がついたときにはテレビが家にあった私たちにとって、ニュースとはごく日常的なものでした。
しかし現代はスマートフォンなどのデバイスを四六時中持ち歩いているため、こまめにニュースを入手する機会が増えすぎ、人目を引くために過激になりがちなニュースを私たちが見聞きすることが増えています。
こうしたものに触れている時間が長くなると、次第に不要なストレスが溜まっていきます。
自分とは全く関係がないニュースに対して、自分の意見を書き込むなどして、姿の見えないひとと言い争う経験をしたことがあるひともいるのではないでしょうか。
ニュースメディアが多くなりすぎ、SNSなどでも頻繁にニュースが流れる時代だからこそ、一度見聞きするニュースの量について考えてみる必要があるのかもしれません。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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