脳梗塞の種類は大きく3種類! 症状ごとに知っておくべき特徴とは?
脳梗塞は脳内の動脈が狭くなったり、血栓で閉塞してしまったりすることで発症します。脳梗塞の範囲が大きいと、さまざまな身体上の障害につながる可能性も。では、記事の中で詳しくみていきましょう。2023/11/27 ( 公開日 : 2022/04/05 )
どこからが肥満? 治療が必要になってしまう状態とは? 治療法についても解説!
肥満症・高度肥満症の治療方法
肥満症、高度肥満症は、医師の指導のもとで治療が行われます。
治療の目標は肥満にともなう健康障害の解消、あるいは軽減や予防です。
肥満症の場合には現体重の3%以上、高度肥満症の場合は現体重の5%〜10%の減量を目指して、体重とともにウエストを計測しつつ、食事療法、運動療法、行動療法を組み合わせて目標達成を目指します。
食事療法
肥満症に対する食事療法の基本は、摂取エネルギーの制限です。
1日あたりの摂取エネルギー量は「25kcal×標準体重/日」が目安で、3〜6ヶ月で3%以上の体重減少を目指します。
BMI35以上の高度肥満症では、より厳格な食事療法が行われます。
◇具体的な改善案は?
バランスのいい食事を取りながら、糖の過剰な摂取と中性脂肪を増やす原因になるといわれている「飽和脂肪酸」の摂取をできるだけ控えることをおすすめします。
食事は3食をしっかり食べて、間食や夜食は控えましょう。
またアルコールに関しては、適度な量を心がけるようにしてください。
仕事の付き合いなどでお酒を飲む際は、食べものにも注意が必要です。 揚げ物を控えて、脂肪分の少ない食材を選びましょう。
ご自宅で飲む際にも、スナック菓子などをつまみにしないようにして、脂肪分の摂取量を減らして摂取エネルギーを減らしましょう。
運動療法
運動療法は減量、肥満予防に有用です。
運動療法プログラムの原則は、以下の表のようになります。
運動療法のプログラムの原則
頻度 | ・ほぼ毎日(週5日以上)実施する ・運動の急性効果を期待しなくてもいい場合、運動量が十分であれば週5日未満でまとめて運動してもいい |
---|---|
強度 | ・安全性のため、当初は低〜中強度の運動から開始する ・運動に慣れてきたら強度を上げることも考慮する |
時間 | ・1日合計30〜60分、週150~300分実施する ・1回10分未満の中強度以上の運動を積み重ねてもいい |
種類 | ・有酸素運動を主体とし、レジスタンス運動、ストレッチング、種々のコンディショニングエクササイズを併用する。本人が楽しめて習慣化できる種目を見つけるよう促す ・日常の生活活動も増加させる ・座位時間を減少させる |
その他 | ・個人への減量支援では、心肺運動負荷試験(CPX)による最大酸素摂取量、無酸素性作業閾値の測定は必須ではない |
◇具体的な改善案は?
運動はウォーキングやランニングなどの有酸素運動が効果的です。
中強度の長め(30分程度)の運動を行うことで、脂肪が燃焼されやすくなります。
日頃から運動不足の方は、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使ったり、車を使うのではなく歩いたりと、少しだけでも運動する意識をするだけでもいいです。
自分のペースで継続することを目標にしましょう。
肥満は心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上昇
心臓や脳の血管が詰まり、動脈硬化を起こし、血流が悪くなり組織が壊死してしまうことが心筋梗塞や脳梗塞です。
内臓脂肪型肥満が動脈硬化を発症させる理由として、脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインがあります。 糖尿病や動脈硬化を防ぐとされているアディポサイトカインが分泌されていていますが、内臓脂肪が蓄積するとその分泌が低下して、動脈硬化の原因となります。
心筋梗塞や脳梗塞の要因として、内臓脂肪が蓄積すると脂肪細胞から血栓ができやすくなるPAI-1という物質が多く分泌されるため血管がつまりやすくなります。
また、脳梗塞は範囲が大きいと、さまざまな身体上の障害につながる可能性もあります。
生活習慣の見直しをしましょう
BMIが25を超えると生活習慣病のリスクが高まります。
特に内臓脂肪型肥満はメタボリック症候群となりやすく、さまざまな病気を引き起こすきっかけになり得ます。
血管内に脂質が増えることで、動脈硬化になりやすいため、少しずつでも生活習慣の改善を心がけていくことが大切です。
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