世界一座りすぎの日本人! 長時間の座りっぱなしは肥満のリスクが上昇?!
1日を振り返ってみると、座りすぎている気がするという方は多いかと思います。座りすぎは血中の脂質量の上昇などにつながり、肥満や心疾患、糖尿病のリスクも高まるといわれています。今回の記事では座りすぎが体に与える悪影響などについて解説したします。2023/02/03 ( 公開日 : 2022/02/08 )
基礎代謝ってなに? 代謝が下がる原因や代謝を上げる方法、座りすぎの弊害についても解説
NEATを増加させて、さらに基礎代謝を上げよう
さらに代謝を上げたい方は、NEATについても知っておきましょう。
NEATとは?
NEAT(ニート)とは、非運動性身体活動(Non- Exercise Activity Thermogenesis)のことです。
これには、おもに日常動作や家事、通勤などが含まれます。
NEATを増加させるポイント
ジョギング、ヨガ、ワークアウトなどの主体的な身体活動を除いた、日常的な動作の中でも体に負荷をかけることはできます。
ささいなことですが、以下の点を日頃から気をつけることで、基礎代謝を上げることができますのでぜひ覚えておきましょう。
- 姿勢をのばす
- 大股を意識して歩く
- 通勤ではバスや電車の一駅分を歩く
- 歩道橋、階段の積極的な利用
- スタンディングでデスクワークをする など
つい座ってしまったり、寝そべって行っていることも、立ったままでできることはあるかもしれません。
こうした意識が、健康な体づくりでは重要です。
長時間座っていると寿命が縮まる?

また、日本人は世界的にみても、座りすぎている傾向があるようです。
デスクワークをしていると、ついつい座りっぱなしになってしまいますが、「1時間座り続けると22分寿命が短くなる」ともいわれています。
座りすぎはタバコやアルコールと同程度危険ともいわれていますので、できるだけ意識して体をいつも動かすようにしましょう。
代謝も増えていいことだらけです。
- トイレにこまめに行く
- コピーを取りに行く
- 自分の席で立つ(スタンディングデスクを使う) など
オフィスでも自宅でも、こまめに動くようにすることをおすすめいたします。

基礎代謝を上げて健康な体を維持しよう

基礎代謝が下がると太りやすくなって、免疫力の低下や心臓や脳などで血管疾患を発症するなど健康を脅かすことになります。
つまり健康的な生活を送るためには、運動で筋肉量を増やしつつ食事などの生活習慣に気を付けて、基礎代謝を上げることが大切です。
また「お腹まわりに脂肪がついてきた」「痩せにくくなった」など代謝が落ちてきたと感じたら、体の異変や疾患の早期発見のために、年に1回健康診断や人間ドックを受けるようにしましょう。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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