世界一座りすぎの日本人! 長時間の座りっぱなしは肥満のリスクが上昇?!
1日を振り返ってみると、座りすぎている気がするという方は多いかと思います。座りすぎは血中の脂質量の上昇などにつながり、肥満や心疾患、糖尿病のリスクも高まるといわれています。今回の記事では座りすぎが体に与える悪影響などについて解説したします。2023/11/20 ( 公開日 : 2022/02/08 )
基礎代謝ってなに? 代謝が下がる原因や代謝を上げる方法、座りすぎの弊害についても解説
NEATを増加させて、さらに基礎代謝を上げよう
さらに代謝を上げたい方は、NEATについても知っておきましょう。
NEATとは?
NEAT(ニート)とは、非運動性身体活動(Non- Exercise Activity Thermogenesis)のことです。
これには、おもに日常動作や家事、通勤などが含まれます。
NEATを増加させるポイント
ジョギング、ヨガ、ワークアウトなどの主体的な身体活動を除いた、日常的な動作の中でも体に負荷をかけることはできます。
ささいなことですが、以下の点を日頃から気をつけることで、基礎代謝を上げることができますのでぜひ覚えておきましょう。
- 姿勢をのばす
- 大股を意識して歩く
- 通勤ではバスや電車の一駅分を歩く
- 歩道橋、階段の積極的な利用
- スタンディングでデスクワークをする など
つい座ってしまったり、寝そべって行っていることも、立ったままでできることはあるかもしれません。
こうした意識が、健康な体づくりでは重要です。
長時間座っていると寿命が縮まる?
また、日本人は世界的にみても、座りすぎている傾向があるようです。
デスクワークをしていると、ついつい座りっぱなしになってしまいますが、「1時間座り続けると22分寿命が短くなる」ともいわれています。
座りすぎはタバコやアルコールと同程度危険ともいわれていますので、できるだけ意識して体をいつも動かすようにしましょう。
代謝も増えていいことだらけです。
- トイレにこまめに行く
- コピーを取りに行く
- 自分の席で立つ(スタンディングデスクを使う) など
オフィスでも自宅でも、こまめに動くようにすることをおすすめいたします。
基礎代謝を上げて健康な体を維持しよう
基礎代謝が下がると太りやすくなって、免疫力の低下や心臓や脳などで血管疾患を発症するなど健康を脅かすことになります。
つまり健康的な生活を送るためには、運動で筋肉量を増やしつつ食事などの生活習慣に気を付けて、基礎代謝を上げることが大切です。
また「お腹まわりに脂肪がついてきた」「痩せにくくなった」など代謝が落ちてきたと感じたら、体の異変や疾患の早期発見のために、年に1回健康診断や人間ドックを受けるようにしましょう。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
ご意見はこちら
気になる方は、即日予約・受診可能です。
30分での脳ドック検査「スマート脳ドック」
病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。
こちらの記事もおすすめ
知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?
脳ドック受けてみた! 各種メディアさま スマート脳ドック | 体験レポート
脳ドックにかかる費用は? 保険適用できる? 自由診療と保険診療の違いも解説
こわい/こわくない頭痛とは? 脳梗塞は頭痛を感じないってほんと? 知っておきたい頭痛の分類
いびきにも注意! 知っておきたい脳卒中の分類、初期症状について
悪玉コレステロールとは? LDLの値を下げる生活習慣や、投薬治療についても解説!
話題のオートミールは健康にいいの? 栄養素や種類についても解説!
生活習慣病の原因は? すぐに実践できる5つの改善方法を紹介いたします!
タバコを吸うことで発症する可能性がある病気とは? 依存度チェックも収録!
健康面でのリスク管理はできていますか? 知久先生にインタビュー
がんや脳卒中を発症したあと収入は変化した? 1000名以上にアンケートを実施
高齢ドライバーによる事故が増加傾向! 脳卒中の予防には脳ドックがおすすめ