2023/02/16 ( 公開日 : 2021/07/12 )

認知症にならないためにできることは? 予防の「10か条」も収録

症状
予防 未病 認知症
この記事は約6分で読めます
日本では65歳以上の方の、6人に1人が認知症であると言われます。その数約600万人。多くの方にとって他人事ではない病気です。認知症にならないためには、健康、運動、睡眠とともに、新しいチャレンジを続けることが有効。脳の若さを保ち、いつまでも健康な生活ができるように、今日から認知症予防のアクションを始めましょう!
目次

認知症とは?

認知症は脳疾患や障害などで認知機能が低下して、日常生活に支障をきたした状態のことです。

もの忘れと混同されることが多いですが、認知症では記憶の消失だけではなく、理解力・判断力にも大きな影響があり、生活が難しくなります。

認知症の発症予防は三段階に分けて考えよう

認知症の予防は、大きく三段階に分かれています。

若年期

高等教育(学校時代の勉強)の中で「認知的予備力」を蓄えていることが重要。
認知的予備力とは、加齢によって、一部の神経細胞が死んでも肩代わりする脳の力です。

この脳の予備力は若年期からどのくらい脳を使っているかで力が異なりますので、若いうちから、好奇心をもって考えるという行為をしていることが、認知症の予防につながるわけです。

中年期

認知症には高血圧や糖尿病などの生活習慣病を予防することが大切。
こうした病気を患うと、脳萎縮や脳血管性障害などで、将来的に認知症リスクが高くなります。

運動、食事、睡眠に気をつけて、心と体のバランスを崩さないようにしつつ、生活することを心がけましょう。

老年期

仕事を定年退職した後など、することもなく誰ともほとんど話さないなど孤独になると、頭を使わなくなってしまい、使われない脳の神経細胞は死んでいきます。

会話は「聞く」「考える」「話す」を高速でくり返す、脳をフル回転させる行動。
この行動習慣を途切れさせないように、新しいことを始めたり、対人交流を充実させたりすることが必要です。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

スマート脳ドック

気になる方は、即日予約・受診可能です。
30分での脳ドック検査「スマート脳ドック」

まずは空き枠を確認してみる

こちらの記事もおすすめ

🚑さまざまな検査の中身を詳しくまとめています🚑

知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?

脳ドック受けてみた! 各種メディアさま スマート脳ドック | 体験レポート

人間ドックと脳ドックの違いは? どんな人が両方合わせて受けるべきなの? 

📚 知識を増やすことも未病対策のひとつです 📚

こわい/こわくない頭痛とは? 脳梗塞は頭痛を感じないってほんと? 知っておきたい頭痛の分類

夏に注意! ラクナ梗塞とは? 初期症状、診断に必要な検査、治療法などについて

くも膜下出血に初期症状はある? 突然始まった頭痛には要注意!

🥗 食事・運動・睡眠を整えるための情報が満載🥗

話題のオートミールは健康にいいの? 栄養素や種類についても解説!

寝不足はどんなリスクがあるの? 睡眠がもたらす脳の影響について解説!

尿酸値を下げるにはどうすればいいの? 高尿酸血症が持つリスクとは?

🧑‍⚕️ インタビューなど耳寄りな情報を掲載! 🧑‍⚕️

健康面でのリスク管理はできていますか? 知久先生にインタビュー

脳卒中で要介護になると時間・費用はどのくらいかかる? 逸失収入にも注意!

中小企業の経営者が恐れている病気は? 脳ドックを受けたことがある人はどのくらい?

記事を探す