2023/01/23 ( 公開日 : 2022/10/13 )
X線(レントゲン)検査とは? 検査の方法、造影剤の使用について解説
検査の仕組み
X(エックス)線検査は別名でレントゲン検査といいます。
X線を使用する検査の中ではもっともオーソドックスなもので、X線を体に対して照射して、各臓器や骨などの組織ごとに異なるX線減弱の差を画像として表示します。
X線が通過しやすい部分は黒くなり、そうでない部分は白く映し出されます。
肺や腹部の状態、骨折の程度、骨や関節の状態をみたいときによく行われる検査です。
検査の方法
多くの方が体験したことがある、胸部X線検査では一方向からX線を当てることで検査を行います。
体を通過したX線の差が、モノクロ画像として現れます。
胃や大腸、尿管や膀胱などを調べる際には、造影剤を用いて撮影を行い、病変部分を見やすくすることもあります。
バリウムを飲んで行う「胃バリウム検査」も、X線を連続して照射して撮影を行うX線検査です。正式名称は「上部消化管X線検査」といいます。
大腸のX線検査では、肛門からバリウムと空気を注入して検査を行います。
尿管や膀胱のX線検査では、造影剤を静脈から注射、もしくは尿道から注入して検査を行います。
検査時間
検査にかかる時間は5分程度です。
(※造影剤を使用する場合にはさらに5分から10分程度かかります。)
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24年間の病院勤務ののち、スマート脳ドック立ち上げのためにスマートスキャンに参画。医療データ読影部兼、メディカルチェックスタジオ新宿・銀座にて技師として勤務中。
「受診者さま目線を大切にして、日々の業務に努めて参ります。」
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