2023/05/16 ( 公開日 : 2023/05/16 )

悪化すると脳ヘルニアに? 急性硬膜下血腫について

症状
脳出血 脳疾患 頭痛
この記事は約3分で読めます

検査と診断方法

患者さんが運ばれてきたら、まずCTやMRIによって検査を行います。

画像所見としてみられるのは、頭蓋骨に接している部位の三日月状の血腫です。
最初のCTで出血量が多く、脳が歪んで脳ヘルニアを起こしそうなときには、なるべく早く手術を行う必要があります。
もし出血量が大した量ではなくて、2回目のCT(初回から約1~2時間後に行う)で出血量が増加していなければ、経過観察をつづけて行います。

治療について

血種が大きくないとき、あるいは生命の危険性がない程度の場合は、血種が吸収されることを期待します。
血種が吸収されずに慢性化する場合があり、その際は穿頭洗浄術を行うことがあります。
(※穿頭洗浄術については、下記の記事内で説明しています。)

慢性硬膜下血腫について知っておきたいこと 治る認知症って何?

慢性硬膜下血腫とは、硬膜とくも膜のあいだで起こる血腫です。転倒などで頭をぶつけてから、1ヶ月ほどして次第に出血してくる病気です。この記事の中では慢性硬膜下血腫の原因、症状、検査と診断方法、治療方法などについて解説いたします。

脳の圧迫が強い場合や血腫が増加する場合には、開頭血腫除去術を行います。
開頭した後で硬膜を切開して、脳を圧迫している血腫を除去、その後に止血をします。

脳そのものに損傷がない場合には、脳に対しての圧迫を解除することで障害なども残らない良好な予後となることもあります。

もし脳そのものに損傷が伴っていると、血腫を除去しても脳が急激に腫脹して、危険な状態がつづくことがあります。
この場合には開頭した骨を外したままで可能な限り脳にかかる圧力を逃す手技を行います。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

スマート脳ドック

気になる方は、即日予約・受診可能です。
30分での脳ドック検査「スマート脳ドック」

まずは空き枠を確認してみる
監修医 鳴海 治 (なるみ・おさむ)
元メディカルチェックスタジオ医師・医学博士

28年間の脳神経外科の手術と救急の経験から、再生しない脳という臓器の特性、知らないうちに進行し突然発症して障害を残す脳卒中疾患の特性に対しては「発症させない」ことが最も有効な対策だと考えています。 なるべく多くの方が健康なうちに脳ドックを受診し、問題解決できる環境を提供してゆきたいと思います。

こちらの記事もおすすめ

🚑さまざまな検査の中身を詳しくまとめています🚑

知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?

脳ドック受けてみた! 各種メディアさま スマート脳ドック | 体験レポート

人間ドックとは? 検査内容、発見できる病気、費用の目安と時間などを解説

📚 知識を増やすことも未病対策のひとつです 📚

こわい/こわくない頭痛とは? 脳梗塞は頭痛を感じないってほんと? 知っておきたい頭痛の分類

ストレスが原因で脳卒中になる? リスクを増やさないためにできること

微小脳出血(CMBs)とは? 将来的な脳梗塞リスクと関係あるの?

🥗 食事・運動・睡眠を整えるための情報が満載🥗

話題のオートミールは健康にいいの? 栄養素や種類についても解説!

超加工食品ってなに? 食品を選ぶ際に気をつけたい5つのポイント

カフェイン中毒の症状とは?致死量はどのくらい?錠剤の過剰摂取にも注意!

🧑‍⚕️ インタビューなど耳寄りな情報を掲載! 🧑‍⚕️

健康面でのリスク管理はできていますか? 知久先生にインタビュー

20代社会人の子どもを持つ親は健康面のリスク管理はできている?

健康経営とは? 実践すると企業にどんなメリットがあるの?

記事を探す