2022/12/14 ( 公開日 : 2021/10/05 )
ストレスが原因で脳卒中になる? リスクを増やさないためにできること

そもそもストレスとは

まずストレスとは、広義には「外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のこと」と定義されています。
そして、ストレスにも種類があります。
・環境的要因:天候や騒音など
・身体的要因:病気やケガ、睡眠不足など
・社会的要因:人間関係や仕事など
「ストレスはない方がいい」と思われるかもしれませんが、適度なストレスは私たちの生活に必要なものです。
適度なストレスは日々の頑張る力になり、脳を働かせる良い機会になります。
良くいえば、やりがいにつながることは適度なストレス(刺激)によることが多いでしょう。
注意が必要なのは「過度な」ストレスです。
過度なストレスがかかると頭がパニックになってしまったり、病気になったり、悪い影響が出てしまいます。
ストレスを受けたときに体に起こること
次に、ストレスを受けた時、体にはどんな変化が起こっているのか説明します。
ストレスは交感神経を優位にします。
交感神経・副交感神経として知られる自立神経ですが、交感神経は仕事中など何かの活動をしている時に優位になる神経で、副交感神経は休んでいる時やリラックスしている時に優位になる神経です。
ストレスで交感神経が優位になると様々な反応が体に現れますが、血流に関しては脈が速くなったり、血圧の上昇がみられます。
ストレスが原因で脳卒中になることはある?
適度なストレスは日常生活を送る上で重要ですが、過度なストレスは万病の元になり得ます。
ストレスを過剰に受けると、副腎皮質からコルチゾールと呼ばれる、別名ストレスホルモンが大量に分泌されます。
コルチゾールは適度であれば生活リズムの調整や代謝促進など体に良い影響があるホルモンですが、うつ病患者ではコルチゾールの値が高く、長期間の分泌は体に良くありません。
コルチゾールにより、心拍数が過剰に増加し血圧が高くなり、脳卒中の発症リスクが高まると考えられます。
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