2023/11/10 ( 公開日 : 2023/05/23 )
自律神経を整えましょう! 副交感神経を優位にする9つの生活習慣も収録
自律神経って?
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、互いに相反する役割を担っています。
集中したり、緊張したりすると交感神経が優位になり、エネルギーを消費する変化をもたらします。
逆に睡眠中やリラックスしているときは、副交感神経が優位になり、安静と消化を促します。
仕事や家庭生活の忙しさの中でつねに緊張状態にあったり、睡眠の質が悪いと疲労が蓄積し、交感神経が優位になる時間が増してきます。
この交感神経と副交感神経のバランスが崩れてくると疲労感や頭痛・肩こりなどの体の不調が生じ、さらには脳や心臓の血管の虚血を引き起こす原因となります。
これが「自律神経の乱れ」となります。
自律神経を整えるために
食事・運動・睡眠の質を高めましょう!
食事面
3食バランスよく、朝食抜きや夕食の過食・夜中の間食は控えましょう。
運動面
筋トレやマラソンなどのハードな運動は避け、ウォーキングなどの有酸素運動をしましょう。
20~30分/日、2~3回/週できるといいでしょう。
睡眠面
6~7時間以上/日の睡眠時間を確保しましょう。
いびきがひどい・日中の眠気・集中力の低下・何度も目が覚める、身体がだるい、といった症状がある場合には睡眠障害も考えられます。
◎いびきがひどい方は、舌根沈下を防ぐために横向き寝かうつぶせ寝にしてみましょう。
抱き枕などを利用すると寝姿勢が整えやすくなります。
禁煙も大切!
喫煙は交感神経を刺激する作用があるため、末梢血管が収縮して血流が悪くなります。
(副流煙も同じです)
水分摂取も多めに!
血液循環を良好に保つために、1日1500~2000mlの水分摂取をこころがけましょう。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
ご意見はこちら
メディカルチェックスタジオでは
頭痛、動悸・息切れ、
睡眠時無呼吸症候群などの
専門外来を受け付けています。
こちらの記事もおすすめ
知っておきたい脳ドックの補助金・助成金制度 思っていたよりずっと安く受診できるってほんと?
脳ドック受けてみた! 各種メディアさま スマート脳ドック | 体験レポート
胸部CT検査(肺がん・肺CT)ではなにがわかる? 検査方法、受診費用などについて
こわい/こわくない頭痛とは? 脳梗塞は頭痛を感じないってほんと? 知っておきたい頭痛の分類
花粉症でなぜ頭痛が起きるの? 副鼻腔炎、脳貧血との関係について
日本における脳卒中の死亡者数・死亡率は? 40~64歳で介護が必要となる方の半数は脳卒中が原因
話題のオートミールは健康にいいの? 栄養素や種類についても解説!
糖質制限でなぜ痩せる? 血糖値を抑えられる高タンパク&低糖質の食材についてもご紹介!
睡眠が必要なのはなぜ? ぐっすり眠るための厳選ルーティンも紹介!(医師監修)
健康面でのリスク管理はできていますか? 知久先生にインタビュー
脳の検査に求めることは? 費用(金額)? 検査時間? 受診に至らない理由も掲載
親が要介護になったらどうするの? 親に健康のために特に取り組んで欲しいことは?