脳卒中になるとどうなる? 若年性脳梗塞体験者のマンガから学びましょう
若い方でも発症することがある脳卒中ですが、実際に20代、30代で脳卒中を発症して、そのことをマンガにしている方もいます。体に違和感が出たときの気持ちや、入院していた際に家族が来たときの感情など、リアルな体験が描かれていますので、予防の意識を高めるうえでもぜひ一読してみてはいかがでしょうか。2022/12/27 ( 公開日 : 2022/12/27 )
脱水症とは? 冬のかくれ脱水にも注意! 寒くてもこまめな水分補給が大切!

脱水症とは
脱水症は体内から体液が失われて、体内の水分量が不足している状態です。
体液とは、人体の機能を維持するために必要な液体のことで、血液、リンパ液、唾液、粘液、汗、消化液および尿などのことを指します。
人間の体の約60%は水分でできているとされ、水分は生命活動に関わるほど欠かせない要素です。
症状としては、頭痛や吐き気、めまいなど様々な症状があらわれます。
中高年の場合は、脱水症状が続くと血液がドロドロの状態となり、脳梗塞・心筋梗塞を引き起こすきっかけにもなってしまいます。
脱水症を放置してしまうと、体温を調節する働きが低下して体温が上昇したり、血圧低下により血液の粘度が高くなって心筋梗塞につながってしまう恐れもあります。
発見が遅れると脳や心臓の血管に血栓が詰まり脳梗塞や心筋梗塞など重篤な病気につながってしまいます。
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なりやすい原因
私たちの体では、体内に入ってくる水分量と体外へ出ていく水分量が一定に保たれることで体液のバランスが維持されています。
摂取する水分よりも失う水分が多い場合に起こってしまいます。
また、尿の排泄量を増加させる薬(利尿薬)の使用や多量の発汗、水分摂取の減少は脱水を招いてしまいます。
特に高齢者は、若者と比較して口渇中枢が、正常に機能しなく、自身が脱水状態であることに気づかない場合もあります。
かくれ脱水とは
脱水症状と聞くと、夏場で多く発症するイメージかもしれませんが、実は冬場にも「かくれ脱水」というものがあります。
かくれ脱水とは、脱水の初期状態に気づいていない状態をさします。
特徴として、体の水分が減少し、「なんとなく体調が悪い」程度で脱水症状になる手前の状態です。
初期の症状の軽さから、対処が遅れることもあるので注意しましょう。
- 口の渇き、だ液の減少
- 唇/舌/肌の乾燥
- 疲労感、だるさ
- 集中力が続かない
- 立ちくらみ、めまい
なぜ冬に起こる?
汗をかきづらい冬に脱水が起こるとされています。
原因の1つは、皮膚や粘膜、呼気から意識しないで水分を失う「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」が増えるからです。
不感蒸泄とは、無意識のうちに蒸発する水分のことをいいます。
人にとって快適な湿度は55~65%といわれていますが、秋から冬にかけては、暖房器具の使用頻度や建物の気密性の高さの影響で、さらに10~20%も下がるといわれています。
水分は多い場所から少ない場所へ移動する性質があるため、湿度の低い環境では体内から奪われる水分が増えてしまいます。
また、冬は喉の乾きを感じにくく、汗をかいている実感もなく、体が冷えてしまうことを気にして、水分の摂取量が減りがちになってしまいます。
その結果、脱水症を引き起こしてしまいます。
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