2022/06/27 ( 更新日 : 2022/07/29 )

頭痛の原因は姿勢の悪さから?! ストレートネックに注意!改善方法とは?

生活習慣
予防 脳梗塞 頭痛
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スマホの普及率やテレワークでの仕事の影響もあり、今や日本人の8割が発症しており、新たな国民病と言われているのが「ストレートネック」です。一日中のデスクワーク、通勤や自宅で過ごす時間の際もスマホやパソコンに集中して前かがみになっていませんか。今回は悪い姿勢が引き起こす症状や改善方法についても解説します。
目次

ストレートネックとは

ストレートネックはうつむいた姿勢でスマホやパソコンを使用し続けて首が前に出てしまう状態で、首に負担が掛かる姿勢を長時間続けた結果、 本来は緩やかに湾曲するべき頸椎(首の骨)が真っすぐに伸びきってしまった状態のことです。
横から見ると、頭が肩よりも前に出た状態になっているのが特徴です。

また、ストレートネックは男性よりも、女性に多く見られます。もともと首回りの筋力が男性に比べて弱い女性は、筋肉の負担が大きくなりやすいためだとも言われています。

壁を使ったセルフチェックもご紹介するので、この機会に自分の姿勢をチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 1. 背中側を壁に向けて立つ
  • 2. かかとを壁に当てる
  • 3. お尻、肩の順番で壁に当てる

自然と頭が壁に当たらない場合はストレートネックの恐れがあります。頭が当たるものの息苦しさや痛みがある場合も、ストレートネックを疑いましょう。 逆に頭が自然と壁に当たるのであれば、ストレートネックの可能性は低いです。

ストレートネックの症状

本来あるはずの首のそりが、真っ直ぐになっている状態で、血行不良による首の痛みや肩こりが代表的な症状です。

身体的な症状に加えて精神的にも症状があらわれることもあります。 悪い姿勢によって筋肉が硬くなると神経が圧迫していき、自律神経が乱れやすくなってしまうからです。

また、スマホやパソコンなどの使いすぎから起きる首痛の症状は、単に「首が痛い」だけには留まらず、 目が疲れる、体がだるい、腕が痺れるといった症状から、もっと重い「変形性頚椎症」や「頚椎椎間板ヘルニア」 さらには、「脳梗塞」などの病気に進行することも考えられます。
脳梗塞について詳しく知りたい方はこちらから。

脳梗塞の種類は大きく3種類! 症状ごとに知っておくべき特徴とは?

脳梗塞は脳内の動脈が狭くなったり、血栓で閉塞してしまったりすることで発症します。脳梗塞の範囲が大きいと、さまざまな身体上の障害につながる可能性も。では、記事の中で詳しくみていきましょう。

頭痛との関係

普段から頭痛に悩まされている方も、姿勢が悪いことが原因となっているかもしれません。 ストレートネックや猫背は背中のカーブが強くなり、頭が前に出てしまうと、頭の重さがダイレクトに首や肩の筋肉にかかってしまいます。

これにより筋緊張して硬くなってしまうと、血管が圧迫され脳へと送られる血液の循環が悪くなります。
人の頭はボーリングの球ひとつ分(成人は約4~6kg)の重さがあり、あの重いボーリングの球を首が支えているとイメージしてください。悪い姿勢を続けていると、首に相当な負担がかかってしまいます。

その結果、緊張型頭痛や片頭痛のリスクが高くなります。
首には脳へとつながる神経の束が通っています。ここに負担がかかることは、自律神経の乱れをはじめとするさまざまなトラブルの引き金となりかねません。

姿勢が悪くなる原因

はじめから姿勢が悪い人はいませんが、年を重ねるにつれてストレスなどの影響により体が緊張感に縛られるようになっていきます。
徐々にその悪い姿勢に慣れてきてしまい、体の二重バランスを崩し、本来あるべき自然な姿勢をどこかへ置き忘れてきたかのように、姿勢を悪化させてしまいます。

パソコンやスマホを使うことが多くなった現代人は画面を覗き込もうと前かがみの姿勢も多くなっており、首や背骨に負担がかかりやすい環境での生活が影響しています。

スマホの使用

操作時は首や顔は下を向いていることが多く、首の前弯がなくなっている姿勢(前弯の逆反りした後弯)になっています。 画面に集中すればするほど、そのような不良姿勢を長時間続けることになります。

パソコンでの作業

モニター画面に集中することで頭が前に出て、肩が前に回り、首と背中の上部の筋肉が伸びることで、胸の筋肉が伸びなくなります。
このような姿勢を続けることがストレートネックの原因になります。
その他にもカバンを片側ばかり持つ人や足を組むクセがある人などです。
自宅での過ごし方もリラックスしているつもりでも、知らず知らずと首に負担をかけてしまい、悪い姿勢の原因となる可能性があるので注意が必要です。

放置すると危険

首や肩の凝りがあったとしても、病気ではないからと放置している方も多くいると思います。ですが、凝りとは首や肩、腰が異常に緊張している状態です。

この状態を放置してしまうと骨の形自体が変形していきます。そうなると首の神経が圧迫されて手の痺れや握力が入らなくなったりヘルニアにもつながってしまいます。

また、首のしわ、顔まわりのたるみといった美容面にも悪影響を及ぼす他、自律神経失調症になったり、うつを引き起こしたりするなど、心に影響を及ぼす場合もあります。

正しい姿勢のメリット

姿勢を整えることで胸部が開きやすくなることで呼吸が深くなり、基礎代謝があがります。その結果、消費カロリーが増えて、腸内環境が改善するなどもあります。

正しい姿勢を保つようになると、今まで使っていなかった筋肉も使われるようになり、引き締め効果もあり痩せやすい体型へと変化していきます。

また、脳の血流が体の姿勢と関係していると言われており、脳に酸素がいき渡るようになり集中力もアップしていきます。

他にも以下のようなものが期待できる効果となります。

  • 健康寿命アップ
  • 歪みによる身体の負担軽減
  • 首や腰の慢性的な痛み改善  など

正しい姿勢は、健康な体を維持するために欠かせない要素です。

改善して正しい姿勢へ

予防と症状改善には、スマホやパソコンはできるだけ目線と同じ高さに近づけて使うようにしましょう。
長時間使用する際は適度に休憩を挟むようにして、意識的に胸を張るようにするなど、生活習慣病の見直しが効果的と言われております。
その他、高い枕を使っている使っている場合は低い枕に段階的に変えていくと良いです。
ストレスやスマホは首を凝り固め、スマホ首の進行を早める危険性があるので注意が必要です。

また、背筋を伸ばすことで脳を覚醒させる脳内ホルモンが出て、ワーキングメモリーの働きが増し、処理能力がアップするとも言われております。 背筋を伸ばすと、脳が覚醒し、情報処理に必要な短期的な記憶力などが高まります。背筋を伸ばしたことで抗重力筋が働き、覚醒に作用するノルアドレナリンが脳内に分泌されるからです

※1 ワーキングメモリーとは、次にやるべきことを頭にストックしておいて目の前の作業に取り組む脳の機能。

人間の体は、意識的に動かすことで、どんどん動きやすくなっていくそうです。 正しい姿勢を習慣づけられるようにして、悪い姿勢を少しずつ改善していきましょう。

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2022/06/27 (更新日:2022/07/29)

頭痛の原因は姿勢の悪さから?! ストレートネックに注意!改善方法とは?

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