2023/11/30 ( 公開日 : 2022/06/27 )

頭痛の原因は姿勢の悪さから?! ストレートネックに注意!改善方法とは?

生活習慣
予防 脳梗塞 頭痛
この記事は約5分で読めます
スマホの普及率やテレワークでの仕事の影響もあり、今や日本人の8割が発症しており、新たな国民病と言われているのが「ストレートネック」です。一日中のデスクワーク、通勤や自宅で過ごす時間の際もスマホやパソコンに集中して前かがみになっていませんか。今回は悪い姿勢が引き起こす症状や改善方法についても解説します。
目次

ストレートネックとは

ストレートネックはうつむいた姿勢でスマホやパソコンを使用し続けて首が前に出てしまう状態で、首に負担が掛かる姿勢を長時間続けた結果、 本来は緩やかに湾曲するべき頸椎(首の骨)が真っすぐに伸びきってしまった状態のことです。
横から見ると、頭が肩よりも前に出た状態になっているのが特徴です。

また、ストレートネックは男性よりも、女性に多く見られます。もともと首回りの筋力が男性に比べて弱い女性は、筋肉の負担が大きくなりやすいためだとも言われています。

壁を使ったセルフチェックもご紹介するので、この機会に自分の姿勢をチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 1. 背中側を壁に向けて立つ
  • 2. かかとを壁に当てる
  • 3. お尻、肩の順番で壁に当てる

自然と頭が壁に当たらない場合はストレートネックの恐れがあります。頭が当たるものの息苦しさや痛みがある場合も、ストレートネックを疑いましょう。 逆に頭が自然と壁に当たるのであれば、ストレートネックの可能性は低いです。

ストレートネックの症状

本来あるはずの首のそりが、真っ直ぐになっている状態で、血行不良による首の痛みや肩こりが代表的な症状です。

身体的な症状に加えて精神的にも症状があらわれることもあります。 悪い姿勢によって筋肉が硬くなると神経が圧迫していき、自律神経が乱れやすくなってしまうからです。

また、スマホやパソコンなどの使いすぎから起きる首痛の症状は、単に「首が痛い」だけには留まらず、 目が疲れる、体がだるい、腕が痺れるといった症状から、もっと重い「変形性頚椎症」や「頚椎椎間板ヘルニア」 さらには、「脳梗塞」などの病気に進行することも考えられます。
脳梗塞について詳しく知りたい方はこちらから。

脳梗塞の種類は大きく3種類! 症状ごとに知っておくべき特徴とは?

脳梗塞は脳内の動脈が狭くなったり、血栓で閉塞してしまったりすることで発症します。脳梗塞の範囲が大きいと、さまざまな身体上の障害につながる可能性も。では、記事の中で詳しくみていきましょう。

頭痛との関係

普段から頭痛に悩まされている方も、姿勢が悪いことが原因となっているかもしれません。 ストレートネックや猫背は背中のカーブが強くなり、頭が前に出てしまうと、頭の重さがダイレクトに首や肩の筋肉にかかってしまいます。

これにより筋緊張して硬くなってしまうと、血管が圧迫され脳へと送られる血液の循環が悪くなります。
人の頭はボーリングの球ひとつ分(成人は約4~6kg)の重さがあり、あの重いボーリングの球を首が支えているとイメージしてください。悪い姿勢を続けていると、首に相当な負担がかかってしまいます。

その結果、緊張型頭痛や片頭痛のリスクが高くなります。
首には脳へとつながる神経の束が通っています。ここに負担がかかることは、自律神経の乱れをはじめとするさまざまなトラブルの引き金となりかねません。

姿勢が悪くなる原因

はじめから姿勢が悪い人はいませんが、年を重ねるにつれてストレスなどの影響により体が緊張感に縛られるようになっていきます。
徐々にその悪い姿勢に慣れてきてしまい、体の二重バランスを崩し、本来あるべき自然な姿勢をどこかへ置き忘れてきたかのように、姿勢を悪化させてしまいます。

パソコンやスマホを使うことが多くなった現代人は画面を覗き込もうと前かがみの姿勢も多くなっており、首や背骨に負担がかかりやすい環境での生活が影響しています。

スマホの使用

操作時は首や顔は下を向いていることが多く、首の前弯がなくなっている姿勢(前弯の逆反りした後弯)になっています。 画面に集中すればするほど、そのような不良姿勢を長時間続けることになります。

パソコンでの作業

モニター画面に集中することで頭が前に出て、肩が前に回り、首と背中の上部の筋肉が伸びることで、胸の筋肉が伸びなくなります。
このような姿勢を続けることがストレートネックの原因になります。
その他にもカバンを片側ばかり持つ人や足を組むクセがある人などです。
自宅での過ごし方もリラックスしているつもりでも、知らず知らずと首に負担をかけてしまい、悪い姿勢の原因となる可能性があるので注意が必要です。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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