2022/05/17 ( 公開日 : 2021/11/29 )

心筋梗塞を予防するには何をすべき? 症状や診断方法についても解説します!

症状
循環器 心疾患 心臓
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心筋梗塞の治療方法

心筋梗塞は命に関わる大きな病気ですが、早期発見や適切な処置によって治療へとつなげることができるともいえます。
ここでは代表的な心筋梗塞の治療についてご紹介。

ステント手術

ステントは中空網目状の医療機器で、内側から血管を広げた状態で固定することができます。
太ももなどの血管から冠動脈にカテーテルを通し、狭くなった部分でバルーンを膨らませてステントを留置します。

バイパス手術

詰まってしまった血管を迂回するようにバイパスを作る治療法です。
手足の血管などを用いて縫い合わせる手術を行うことが一般的ですが、将来的には人工血管が利用できるように研究が進んでいます。

薬物治療

心筋梗塞の程度によっては、薬物による治療を行うこともあります。
「ベータ遮断薬」「硝酸薬」「アルファ遮断薬」「長時間作用型硝酸薬」の4種類が主に用いられます。

心筋梗塞の応急処置方法

心筋梗塞で亡くなる方の割合でいうと、約50%の方が発症から1時間以内に命を落としてしまいます
多くの場合では、心臓の電気信号がちぐはぐになって、心臓がうまく動かなくなること(心室細動)が原因となります。
逆にいうと心筋梗塞の発生からすぐに処置ができれば、それだけ助かることがあるともいえるのです。

心臓マッサージ(胸骨圧迫)

両手を患者さんの胸骨の上に重ねて、肘を伸ばして手首からの力がしっかりと伝わる体勢を取ります。
1分間に100回~120回のペースで、胸が5センチほど沈むくらいの強い力で押します。
この処置によって、心臓が失ったポンプ機能を補助することにつながります。

AEDを使用する

「自動体外式除細動器」とよばれる医療機器で、ショッピングモールやデパートなどにも多く設置されています。
自動的に心電図を解析し、電気の刺激を与えて心臓の電気の流れを整える方法です。

救急車が到着するまでの時間に、素早くこれらの救命処置が施されるかによっても救命率は大きく変わってきます
消防署や公的機関でも救命措置の講座などが多く開催されています。
みなさまができる命を救うための方法です。ぜひそうした講座も利用しましょう。

心筋梗塞の予防法

心臓の血管の状態は生活習慣によってリスクが変動することが知られています。
とくに肥満傾向の方は高血圧や脂質異常症、糖尿病などの高リスク要素を多く罹患がちです。過度な肥満は是正が勧められます。

他にも日常生活で気を付ける点があります。

食事を見直す

塩分の多い食事は高血圧につながりやすいため、過度な食塩接種は控えましょう
また油分の多い食事や炭水化物の多い食事のかたよりも心筋梗塞のリスクといえます。
野菜もしっかりと摂り、バランスのよい食生活へと見直しましょう。

適度な運動をする

ウォーキングやジョギングなどの、軽い運動を習慣づけることも大切です。
30分程度の有酸素運動を週に3日ほど行うことで、筋力低下の予防にも期待ができます。
しっかりと水分補給をして、楽しく運動ができる習慣は生活の質の向上にもつながるでしょう。

禁煙する

タバコに含まれる成分は血管を収縮させるため、心筋梗塞のリスクを上昇させてしまいます。
他のさまざまな病気のリスクともなりますので禁煙をしましょう。

定期的に検診を受ける

採血、頸動脈エコー、心エコーなど、定期的に検診を受けることで、ご自身の体の状態を確認することが大切です。

病気の早期発見だけではなく、生活習慣の乱れの改善、重大な病気の予防など、受診によって得られる健康への意識向上にも期待ができます。
ぜひ定期的な受診をおすすめします。

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監修医 伊藤 晴紀 (いとう・はるき)
元メディカルチェックスタジオ医師・医学博士

同じ病気でも、患者様ひとりひとり治療方針は違ってきます。それぞれの生活やバックグラウンドに合った医療を提供できるよう心がけております。
患者様が健康で長生きできるよう、診断・治療だけでなく、最新の医療知識を織り交ぜながら診察しております。

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