脳卒中になるとどうなる? 若年性脳梗塞体験者のマンガから学びましょう
若い方でも発症することがある脳卒中ですが、実際に20代、30代で脳卒中を発症して、そのことをマンガにしている方もいます。体に違和感が出たときの気持ちや、入院していた際に家族が来たときの感情など、リアルな体験が描かれていますので、予防の意識を高めるうえでもぜひ一読してみてはいかがでしょうか。2022/12/23 ( 公開日 : 2022/03/15 )
若年性脳卒中(脳梗塞)とは? 脳動脈解離・奇異性脳塞栓症などについても解説!
若年性脳卒中の予防方法
若年性脳卒中の中には、色々と調査しても原因がわからないものがあります。
また遺伝的要因によって、脳卒中リスクが高い方もいます。
ただリスクを減らすために自分で実践できることもありますので、いくつかご紹介いたします。
たばこはなるべく控える
日本で行われた研究によると、若年性脳梗塞を起こした人に占める喫煙者の割合は、高齢になって脳梗塞を発症した人における割合と比べ、1.7倍近く多いことが認められました。
また高齢者にみられる脳卒中も、喫煙者の方が非喫煙者よりも発症リスクが高まります。それだけでなく、肺がんなどの呼吸器疾患や心臓疾患の危険因子となります。
喫煙を控えることが、まずできる対策です。
日常的に体を動かす
適正体重を目指し、毎日30分程度のウォーキングを行うなど、日常的に運動をすることも、若年性脳卒中の予防に効果があると考えられます。
特に座る時間の長い仕事をしている方は、エコノミー症候群で知られるように、静脈血栓ができる危険性が高まります。
定期的な運動を習慣として行うことが、健康維持や血栓予防の観点からも重要です。
血栓リスクのある薬を服用の場合は定期検査を受ける
前述もしていますが、経口避妊薬(ピル)に含まれるエストロゲンは、血栓症のリスクを高めることが知られています。
したがって、このような薬剤を内服している方は、定期的に血液凝固検査を行うことで血栓の発生を早期に発見することが重要です。
定期的に脳ドックを受診する
脳卒中の予防に取り組んでいても、若年性脳卒中を発症してしまう人がおられます。
そのような方の脳卒中を防ぐためには、定期的な脳ドックなどで自分の体の状態を知っておくことがおすすめです。
マンガで学べる若年性脳梗塞
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