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2022/07/15 ( 公開日 : 2022/07/08 )
糖質制限でなぜ痩せる? 血糖値を抑えられる高タンパク&低糖質の食材についてもご紹介!

そもそも糖質って何?

糖質は三大栄養素(炭水化物:carbohydrate、タンパク質:protein、脂質:fat)のうちの、炭水化物の一部にあたります。
炭水化物は消化することができる「糖質」と、消化することができない「食物繊維」に分けることができます。
糖質はエネルギー源、食物繊維は腸内環境を整えることなどに、必要な役割をしているといわれています。
なぜ糖質を制限するの?
糖質を制限するのは、糖質を摂取しすぎると、余ったぶんが脂肪細胞に変換されて体に蓄えられるためです。
糖質には「甘い糖質」(おもにブドウ糖、果糖、砂糖)と、「甘くない糖質」(米、小麦粉、いもなどに含まれるでんぷんなど)がありますが、私たちにとっては糖質が多いものは食べるとおいしく感じられます。
具体的な例でいえば「ハンバーガー、フライドポテト、糖分たっぷりのジュース」などは糖質がかなり多い食事です。
ついつい過剰に摂取してしまいがちな糖質を制限すると、多くの人にとっては脂肪細胞が減るためダイエットの効果が出ることになります。
タンパク質の摂取は増やしましょう!
減量やダイエットなどで食事量が減ると、タンパク質の摂取量も減ってしまいます。
タンパク質は筋肉、骨、臓器、髪の毛、爪など、あらゆる体の組織を作るために必要な栄養素です。
また体を機能的に働かせるためのホルモン、神経伝達物質、酵素、免疫物質を作る上でも非常に重要です。
しかしながら、食事をしっかりと摂っていると思っていても、その中身が脂質と糖質に偏っていると、意外にタンパク質が足りていない状態になりがちです。
ちなみに、以下のことが思い当たる方は、タンパク質が足りていない可能性がありますので気をつけましょう。
- ダイエットしていて、食事では常に低カロリーを意識している
- 時間がないので食事を簡単に済ませがち
- 運動しているけど体力がついている気がしない
- 髪の毛にコシがなく、肌にもツヤがない気がする
- 集中力がうまく持続できない
高タンパク&低糖質のおすすめ食材9選
では、高タンパクで低糖質な食事をするために、おすすめする食材を9つ厳選してご紹介いたします。
ツナ缶

ツナ缶(水煮)はマグロやカツオが原料となっており、栄養価が高いです。
DHA、EPA、鉄分なども一緒に摂取できて、一石二鳥の食品といえるでしょう。
-
タンパク質:27g
糖質:0.1g
(1缶あたり)
卵

ビタミン、カルシウムなど、多くの栄養素が卵には含まれています。
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タンパク質:6g
糖質:0.5g
(1個あたり)
木綿豆腐

大豆食品にはタンパク質が特に多く含まれています。
温かい料理にも冷たい料理にも使いやすい食材ですね。
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タンパク質:7g
糖質:0.4g
(100gあたり)
黒豆

黒豆は植物性タンパク質や食物繊維が豊富で、健康的なコレステロール値、血糖値を維持する助けになります。
-
タンパク質:7g
糖質:20g
(200gあたり)
えんどう豆

えんどう豆にはタンパク質、食物繊維、カリウム、カルシウムなど、幅広く栄養素が含まれています。
また、体のバランスを整えるグルタミン酸も多く含まれていることを知っておきましょう。
-
タンパク質:8.6g
糖質:25g
(100gあたり)
枝豆

枝豆にはビタミンB1・B2が多く含まれており、疲労回復や夏バテにも役立ちます。
また枝豆にはカリウムも含まれているため、高血圧の方にとってもおすすめしたい食材です。
-
タンパク質:13g
糖質:9g
(200gあたり)
豆乳

大豆のタンパク質は動物性食品と比べて低カロリーで、基礎代謝を活発にする機能があります。また体内で吸収・分解するのに時間がかかるために、満腹感が得られやすいという特徴もあります。
食事をつい食べ過ぎてしまう方は、豆乳を積極的に食卓に取り入れるといいかもしれません。
-
タンパク質:7.2g
糖質:5.8g
(200ccあたり)
チーズ

チーズは20%以上をタンパク質が占めており、「白い肉」ともいわれています。
またミネラルやビタミンも豊富です。
-
タンパク質:29g
糖質:1.67g
(ナチュラルチーズ、エダム 100gあたり)
サーモン

高タンパクで有名なサーモンは、ビタミンB群、ビタミンD、カリウム、DHA・EPA、アスタキサンチンなどを含んでいます。
お寿司の具材にしたり、焼き鮭として使うこともできる、非常に栄養価の高い食品です。
-
タンパク質:17g
糖質:0g
(85gあたり)
ぜひこれらの食材を日々の食事の中に取り込んで、健康な食生活に段々と近づけてみてはいかがでしょうか。
高タンパク&低糖質な食品で健康な体に

高タンパクで低糖質な食生活を送ることで、血糖値を抑えることができます。
スナックや甘いジュース、ジャンクなファストフードを頼む回数を減らし、なるべく今回紹介したような食材を使った食事を摂取してみてはいかがでしょう。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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