2024/10/28 ( 公開日 : 2021/12/03 )

ビタミンB群ってどんな栄養素? 取りすぎは体に悪いってほんと 摂取目安についても解説

生活習慣
食事
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ビタミンB群の摂取方法

一般的には普段の食事から摂取すると思いますが、ビタミンB群は水に成分が溶けだしやすく、熱で栄養素が壊れてしまいます。
そのため、調理法や食べ方に工夫が必要です。食事で摂取できないようなら、サプリメントなどの栄養補助食品で摂取するといいでしょう。

食べ物から摂取する

ビタミンB群を多く含んでいるのは、豚肉やレバーなどの肉類、ウナギやマグロ、サバなどの魚類、ほかにも卵や乳製品などの動物性食品です。

しかし、煮込み料理など水につけて加熱すると成分の多くが失われてしまうため、生のまま食べたり汁ごと食べたりするのが理想的です。

サプリメントから摂取する

ビタミンB1、葉酸、パントテン酸は特に調理の影響を受けやすい栄養素です。
ビタミンB群を効率よく摂取できるサプリメントはとても重宝します。

ただしビタミンB6やナイアシン、葉酸はサプリメントによる過剰摂取のリスクもあり、摂り方には十分に注意することが必要です。

ビタミンB群の過剰摂取にリスクはある?

体によって必要な栄養素でも、過剰に摂取すると体に良くない作用を引き起こすことがあります。

ビタミンB群の過剰摂取による代表的な副作用

ビタミンB6 … 手足のしびれ・痛み、神経障害、感覚障害、腎臓結石

ナイアシン … 全身の痒み、皮膚の炎症、嘔気、嘔吐、便秘、下痢、肝機能障害、劇症肝炎

葉酸 … 発熱、じんましん、神経障害、味覚障害

ビタミンB群だけでなく、栄養素にはそれぞれ体に必要な量があります。
バランスをみながら効率よく摂取することで健康的な体づくりをしていきましょう。

記事についてお気づきの点がございましたら、
編集部までご連絡いただけますと幸いです。

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監修医 知久 正明 (ちく・まさあき)
メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長・医学博士

病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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