だるい、眠い、やる気がでない?! 更年期障害の症状や発現因子について解説
40代になると、少しずつ更年期障害の症状が現れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。更年期障害はホルモンの減少によって起こるもので、女性でも男性でも症状が発現することがあります。この記事の中では、更年期障害の知っておきたい基本や、症状、発現因子、対策などを紹介いたします。2023/11/16 ( 公開日 : 2023/01/10 )
大豆ミートは健康にいい? お肉を食べないことのデメリットはあるの?
大豆ミートとは?
大豆ミートは大豆から作られている、お肉のような味や食感がする食材です。
大豆ミートは代替肉(だいたいにく)とも呼ばれており、環境面の配慮や、健康志向の高まりから、近年食卓に取り入れる方が増えています。
こんな方には大豆ミートがおすすめ
以下のような方には、大豆ミートはとくにおすすめです。
- 脂質異常を指摘されている方
- 高血圧の方
- 生活習慣病の方
- 環境に負荷をかけない食事をしたい方
- ダイエットしたい、痩せたい方
大豆ミートがおすすめの健康上の理由
大豆ミートは脂質が少ない
メディアなどでは、度々「食の欧米化によって」という言葉がさまざまな疾患が増えていることの枕詞的に使われていますが、その理由のひとつにお肉には脂質が多いことが関係しています。
大豆ミートでは、豚肉とくらべるとおよそ95%ほど脂質がカットできます。
大豆ミート | 豚肉 | |
---|---|---|
エネルギー | 106kcal | 209kcal |
脂質 | 1.0g | 17.2g |
たんぱく質 | 15.4g | 17.7g |
食物繊維 | 5.9g | 0g |
またわずかに含まれる脂質も、動脈硬化の原因となる飽和脂肪酸がほぼ含まれていないのもポイントです。
飽和脂肪酸は動物性の脂質の中に多く含まれ、エネルギーの元になりますが、過剰に摂取すると血液中のLDLコレステロールが増えてしまいます。
大豆ミートは食物繊維が多い
食物繊維は男性なら1日に21グラム、女性なら18グラムほど摂取するのがいいとされています。
しかしお肉をメインにした丼ものや定食を毎日食べていると、多少のサラダや和物がついていたとしても食物繊維の量は基本的に足りていない方が多いです。
「日本人の食事摂取量(2020年版)」では、30代40代の男性では1日の食物繊維の摂取量は13.5グラムほど、女性は12.4グラム程度であることが明らかになっています。
男性の方が食べる量が多いため食物繊維の摂取量は多少多いですが、どちらも1日の摂取量は推奨されている量に及びません。
食物繊維が不足すると、腸内環境の悪化で便秘になりやすくなります。
また消化器にかかる負担が増えてしまい、大腸がんのリスクが高まり、痔になるともいわれています。
食物繊維は血中のコレステロール濃度を低下させる、血糖値上昇の抑制効果などもあり、健康診断で指摘される項目とも関係が深いです。
大豆にはイソフラボンが多く含まれる
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同じような働きをするため、加齢によって女性ホルモンであるエストロゲンが減ってきていると感じる方にもおすすめの食材です。
更年期障害のような症状(やる気が出ない、憂鬱、暑くないのに汗が出る)が現れている方は、食事に取り入れるといいかもしれません。
大豆にはカルシウムが多く含まれる
大豆ミートには、カルシウムが多く含まれています。
もともと魚を多く食べていた頃は、カルシウムは充分な量が摂れていましたが、肉食が増えてから現代人にはカルシウムが足りていないといわれています。
骨や歯を丈夫に保つ意味でも、カルシウムは非常に重要な栄養素であるため、大豆ミートで摂取できるのは嬉しいですね。
編集部までご連絡いただけますと幸いです。
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